昨日、夏時間の導入第1日の朝、みんなちゃんと9時に出勤してくるかな…? と思ったら…
やっぱり間違えたヤツがいた!
それは会計担当のルフル。真っ赤になって汗かいて言い訳してました。「アパすみません。オフィスの開始時間は今までと同じだって聞いたから…」
同じってそれは時計の時間を繰り上げても始業時間は9時だよ、ってことでしょ。私が先週末の朝のミーティングで噛んで含めるようにみんなに説明したのにあんたはそういうときに遅刻してくるからいけないのよ。
その後、今日のお昼休みにも彼はみんなにからかわれていました。「ルフルバイの時計は1日遅れてるからねえ~」本人も照れつつ冗談でごまかしたりして。
あとはこの夏時間が元の時間に戻るとき、誰が間違えるかだね。朝1人で早くきちゃって「くっそー、損した!」っていう人が出るかどうか。
ただ、バングラデシュでは笑っちゃうことに、この夏時間=Daylight Saving Timeがいつまで続けられるかまだ決まってないんです。この国のことだから切り替えるタイミングを逃して「まあいいじゃん、このままいっちゃえば」ってことになって、冬になっても夏時間が続いてたりして。3ヶ月のはずの選挙管理内閣も2年続いた国だしねえ。
この夏時間、3日目の感想としては、なかなか悪くないです。8時近くまで明るいので少々残業しても真っ暗にならないし。1時間ぐらいの違いなら身体もすぐ慣れちゃうし。電気が節約されているという実感は全然ないけど。
「でもアパ、児童労働してる子どもの労働時間は長くなりますよ」と言ったのはこの6月に入ったアシスタント・プログラム・オフィサーのアニス。うーん、確かにそうかもしれないね。真っ暗にならないと帰してもらえない子、多そうだし…。きみはなかなか鋭いな。
おとなも不本意ながら労働強化になってしまうケースは多いかもしれません。今のところみんな素直に従ってるようだけどそのうち反対運動が起きたりするのかも?