昨夜の飛行機でバングラデシュにジダンが来ました!ワールドカップでの衝撃の頭突き事件で世間を驚かせた仏サッカー界のスーパー・スター、ジダン。招いたのは先日ノーベル平和賞を受賞したばかりのグラミン銀行のユヌス博士。グラミン・グループがフランスの食品会社、ダノンとの合弁で設立した栄養補助食品会社、Grameen Danon Foods Ltd.の工場開設記念式典への招待です。

来るとは聞いてましたが、ほんとにジダンがやってきてバングラデシュのナショナル・サッカーチーム(一応ある)の紅白試合に参加したり、ユヌス教授と一緒にグラミン銀行が支援している村に行って、女性ショミティメンバーに会ったり、村の子どもとサッカーしてるのをテレビで見るとびっくり。

いやー、この政情不安定な時期にはるばるバングラデシュまでよく来たなあー、ジダン。

「バングラデシュの人たちのサッカー熱に感動しました。この国の子どもプレーヤーたちのために何かできたら嬉しい」と語っていました。さすがユヌス教授。ジダンを連れてきてこんな風に語らせてしまうなんて。ブラボー!

ダッカのスタジアムで子どもたちのユニフォームにサインしてやったり、村の裸足の子どもたちとサッカーしてるジダン、いい顔してました。子どもたちも憧れのジダンに会って「夢みたいですっ」と大コーフン状態。インタビューを受けたユニフォーム姿の子どもたちの中に、「おとなになったらジダン選手のようなサッカー選手になります!」ときっぱり宣言した「女の子」がいたのは頼もしかったな。

日本の元スター選手の方もどなたかバングラデシュにいらっしゃらいませんかねえ。シャプラニールの活動地の子どもたちとサッカーしませんか?バングラデシュの子どもたち、ほんとにサッカー好きなんです。靴がなくても、ちゃんとしたボールがなくても、泥んこの田んぼの中で裸足で日暮れまでサッカーしてますよ。あ、本場のカレー好きの方なら尚大歓迎でございます。魚のカレーが美味しいですよ。