こんにちは。クラフトリンクでインターン中の北川です。
イベント販売で役に立つバザーハンドブックが新しく生まれ変わったのでお知らせします!今回新しくなったことで、今まで載っていなかったイベント販売の流れや、生産者の声、販売のアドバイスなどが加わり、より使いやすくなったと思います。
バザーハンドブックは、クラフトリンクのフェアトレード商品をイベントで販売しようか悩んでいる学生さんや、販売しようと決めた学生さんがもつ素朴な疑問を解決するために生まれました。
学生の皆さん!新しいバザーハンドブックを片手に、文化祭などでイベント販売を行ってみませんか!?
イベント販売を勧める理由は、販売というフェアトレードの現場を体験できるからです!販売は、バングラデシュとネパールの生産者から遠く離れていると考えているかもしれませんが、買い手に最も近いため、作り手の商品を紹介する大切な役目を担っています。そのためフェアトレードの商品を販売できる現場で、たくさんの気づきが得られます。教科書や参考書を読むだけでは疑問にも思わなかったフェアトレードのあれこれを考えるきっかけになります。
フェアトレードの現場というだけあって、販売では自分の言葉でフェアトレードや商品の背景を説明しなければなりません。自分で考えた言葉が相手へどのように伝わったのか、最初は不安になるかもしれません。でもどう伝えるかに正解はありません。バザーハンドブックや事前の情報収集を参考に、自分らしく伝えれば問題ありません。自分の言葉でお客様に商品を買ってもらえると、とてもうれしいです!
しかも、イベント販売という行動を起こすことで、素敵な仲間と出会えるかもしれません。自分の考えを言葉で説明することは簡単ではありませんが、イベントで熱心に販売する姿をみせたら、どれだけ真剣にフェアトレードのことを考えているか周りに伝わると思います。同じ関心事を話したり、切磋琢磨できる仲間ができると、イベントが終わっても楽しく活動できます!また、色んな意見を持っている人とコミュニケーションを取れるので、自分自身の国際協力やフェアトレードに対する考え方に影響を与えるような出会いがあるはずです。
販売しているときは、「どうやったらフェアトレードを広められるのか」「どうやったらたくさん売れるのか」など、たくさんの疑問が生まれてきます。その疑問に対して「自分だったらこうしてみよう」と試行錯誤することで、フェアトレードがどのようなものかわかってくると思います。一つ一つの疑問を昇華することで、フェアトレードの現実が少しだけ見えてくるかもしれません。
イベント販売は、フェアトレードの現場を知ることだけにとどまりません。人がたくさん来てくれるようにチラシを配ったり、お金のやり取りをしたり、商品の魅力を引き出すディスプレイを考えたりなど、イベントを準備し、実際に販売することで、いろいろな社会経験を積むことができます。
これらのことは、もしかして小さな出来事に過ぎないと思うかもしれません。しかし皆さんの行動は、バングラデシュとネパールの生産者、そしてクラフトリンクに大きな力を与えてくれます。なぜなら、皆さんが行動することでクラフトリンクの活動が周囲に広がり、フェアトレードがさらに盛り上がるきっかけ作りにもなります。
そして皆さんにとっても、イベント販売は大きなインパクトがあると思います。販売を経験してみると、今まで何気なく買ったり使ったりしていたモノにたくさんの人が関わっており、それぞれに背景があるとわかるからです。少し硬い表現かもしれませんが、イベント販売は自分自身の生活を問い直すきっかけとなるはずです。
最後になりますが、クラフトリンクは何よりも現場で「行動を起こす」皆さんを応援します!
今回新しくなったバザーハンドブックやカタログ、ポスターなどでイベント販売が盛り上がるようにサポートします!もちろん、メールや電話で疑問点を連絡していただいても構いません。皆さんの実践から得た貴重な意見は、バザーハンドブックの改善や、生産者のやる気にもつながります。販売を通しての学びや感じたことをレポートで提出していただけると、表彰状をお渡しする制度もあるので、どんどんイベント販売を活用してください!
バザーハンドブックをご希望の方はこちら!
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