こんにちは!広報グループインターンの別所です。

今回は、3/22に開催した、「NGO×学生団体 つながる交流会」のイベントの様子や感想をお伝えします!

このイベントは、私が企画から開催、当日の司会まで携わらせていただいたイベントになります。
(こちらのブログでくわしい企画立案までの想いなどを書いています。)

当日参加してくれたのは国際協力系の学生団体 3団体

・学生国際協力NGO FEST TOKYO様
・国際協力学生団体KIVO様
・学生団体Plus+様

と国際協力NGO 4団体

・認定NPO法人 シャプラニール=市民による海外協力の会
・認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクト様
・公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)様
・認定NPO法人テラ・ルネッサンス様

計16人ほどが参加してくださいました。当日は皆さんの団体紹介からイベントは始まりました。私が元々知っている団体のプレゼンを聞いていると、これまで知らなかった事業内容や、背景、想いを聞くことができ、私自身も一参加者として楽しむことができました。一言に「国際協力」といっても、様々な団体が、それぞれの方法で活躍しており、こういったそれぞれの特色を持つ団体が交流する機会があると面白いなと、改めて感じました。

その後交流会として少人数のグループに分かれて、学生団体の悩みを共有し、意見交換をし合いました。

今回、学生団体からは以下のような質問がNGOへ投げかけられました。

「NGOの視点から学生に期待すること、NGOにできなくて学生にできることは何か知りたい」
「過去の支援の失敗例はあるか」


「COVID-19の影響で渡航できないため、渡航ができない中で、どのように自分達が支援した物資が使われているのか確認する方法を知りたい」

この他にも様々な質問が学生団体から出ており、それに対し、当日私のグループではNGOの方から多くの貴重な意見をいただきました。

例えば

「失敗をそのままにするのではなく、そこからどう繋げていくかが大切」
「支援においてはないもの探しではなく、あるもの探しが大切」

など、長年支援に携わり、現地との信頼関係を築き上げているNGOの方々の言葉には深みがあり、もっともっと話を聞いてみたいと感じました。逆に学生団体の方々も、NGOの方々にもっと自分たちの現状を伝えて、何か少しでも知りたいという姿勢を感じ、もっとこうした交流の時間を増やせたら…。と、今回のイベントの企画内容の反省点も見つかりました。

参加者の皆さまと写真撮影

イベントの感想として、皆様からは

「このCOVID-19禍の中で、学生団体と交流できる貴重な機会になった」

「自分たちの団体は話し合いの中で「あれも良いよね、これも良いね。うーん、どうしよう?」と悩んでしまうことがあり、支援などの軸がぶれてしまうことが多々あったのですが、団体紹介やお話を聞く限り、NGOの方々はその軸がしっかりしていることが伺えました。」

などなど、普段関わりの少ない団体同士の交流だからこそ、お互いの刺激になったのではないかと感じています。今後はより規模を拡大して、学生団体とNGOが新しい価値や「つながり」を活かしたことができるような環境をシャプラニールとして作っていければと思いました。

広報グループインターン 別所梨央