前回のブログで4月からの行動規制で人の動きは変わるのでしょうかと書きましたが、さあ、どうなったでしょう。
朝8時過ぎ、普段は通勤の車であふれる大通りはこの通り。しかし、昨年のロックダウンは開始日の前日夜に発表され、何ができて何ができないのかはっきりしなかったのが、今年はどんな業種なら営業していいのか車両通行が可能なのかが比較的はっきりしていたからでしょうか、昨年よりも車両の数は多いように思います。買い出しが可能な時間帯以外は人出はありません。
しかし、ワクチン接種のためなど噓をついて外出する人がおり行政の想定よりも人出が多い、新規感染者数の急増が続いているとして、最近、警察のチェックが厳しくなりました。
そんな中でも5月中旬に行われるラト・マチェンドラナートという雨乞いのためのお祭りで引き回される山車の組み立ては毎朝着々と進んでいます。みんなマスクして作業しています。去年はこの山車の引き回しのために集まった地域住民とそれを阻止しようとした警察との衝突が起きました。今年は組み立てるだけにして引き回しは中止という賢明な判断をしてほしいものです。きっと神様もわかってくれると思うんです。
ネパール事務所長 勝井裕美
※写真は食料買い出し時に撮影
前回のブログ「《ネパールのいま》行動規制再び」はこちら