チトワン郡マディ市で実施しているラクタニ川流域での洪水防災事業は、今年2022年3月頭に3か年計画の2年次を無事に終え、3年次の活動を開始し進めています。

この事業の中でも、コミュニティで住民主体の防災委員会を組織・運営し、防災意識を高める対策を行っていくことは大切な施策です。こちらは、事業地であるラクタニ川流域のコミュニティの防災委員会の様子。各世代の住民が一同に会し、住民目線の課題と対策を話し合いました。

防災委員会での熱心な話し合いの様子

災害を自分たちの力で解決していくため、熱心に話し合う様子が印象的でした。シャプラニールは、この委員会でファシリテーターとアドバイザーの役割を行い、住民の皆様の安心、安全のために貢献できるように努めています。

防災委員会に参加したおじいちゃんと赤ちゃん

引き続き、本事業はインフラとコミュニティの構築強化と融合という二つの視点に立って進めて参ります。

ネパール事務所長 / 竹下裕司