私たちが、ネパール・マクワンプール郡で実施している児童労働予防削減事業において、6月12日に児童労働反対世界デーのイベントを行いました。

子どもとおとなが一緒に児童労働について議論

当日は児童労働の経験のある子どもたちと地域コミュニティの方々に加えて、地方政府と教育機関の幹部と担当者も参加し、児童労働問題について議論しました。児童労働をなくすためには政府、コミュニティ、NGOが一体となった取り組みをしていくこと、そして貧しい家庭の子どもたちも教育を受けられる基盤を整えることが児童労働のない社会を作っていく際に重要であることが話し合われました。

児童労働問題について意見を出し合う様子

子どもたちが、教育を受けられることの嬉しさと大切さをキラキラした目をして語る様子と、それをおとなたちがしっかりと受け止める様子が印象的でした。私たちはこれからもこの事業を通して、子どもたちが健全に幸せに生きていく権利を守っていきます。

子どもたちが想いを語る様子

ネパール事務所長 / 竹下裕司