台風で被災された方々、お見舞い申し上げます。私は今、日本にいますが、ネパールの現地職員らから「みなさん無事ですか?早く復旧しますように」というメッセージをもらいました。洪水、土砂崩れ被害が多いネパールでは台風の実態はよくわからなくても、その被害の生活に与える影響はよくよくわかるのでしょう。
さて、ネパールの振り返りブログ第2弾をお送りします。
8月11日(日)平野部のチトワン郡で行っている、3年間の洪水防災の支援活動が11月に終了する前の終了時評価をパートナー団体と共同で行いました。そこで見えてきたのは、洪水の仕組みを理解して上流から下流まで設置したインフラと、地域住民自身が洪水時の対応を学んだことで、洪水被害のリスクが減り住民が強い安心感をもって生活しているということでした。
8月20日(火)カトマンズ盆地の地震防災プロジェクトで、学校での避難訓練前の教師向けオリエンテーションを行いました。全9校で防災の授業支援を行い、各校での避難訓練実施を促しています。このオリエンテーションを行ったのは、いちばん自主的には避難訓練を「しなさそうな」学校。学校で地震が起きたときを想定しておくこと、練習することの重要さを説明し、避難訓練したいな、と思わせることがこのオリエンテーションの目的でした。結果、やってみよう!と笑顔になりました。
8月22日(木)スタディツアーのみなさんとチトワン郡の洪水防災支援活動地を訪問。防災授業などの支援を行っている学校の生徒と意見交換した後、ダンスの交流をしました。曲は、大きな栗の木の下で!8月30日(金)おまけ。ネパール航空が関空との直行便を飛ばし始めました。カトマンズ発が深夜過ぎ。。。
次回は9月のご報告をしたいと思います。
ネパール事務所長 勝井裕美