前回のブログではお祭りのせいで渋滞が発生!と書きましたが、実際には特別なことがなくても渋滞は発生しています。
車社会到来前のままだからでしょうか、ネパールの道は狭い、気がします。
双方向から車が来た日にはにっちもさっちも行かないことに。

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なので、昨年末ぐらいから首相じきじきのお達しでカトマンズ市内のありとあらゆるところで道路拡張工事が行われています。当初の計画だともう完了してなくてはいけませんが、もちろんそうはうまくいきません。まだまだいたるところで土ぼこりを巻き上げながら拡張対象の道に面した家の旧い塀(時に家そのもの)が壊され、新しい塀が作られています。そして、電柱はもちろん、そのまま・・・。シフトする計画らしいですが、電柱に大量に垂れ下がる電線を見ると一筋縄ではいかない気がします。

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しかし、日頃の渋滞の原因ですが、道の狭さだけが原因ではないと思うのです。
こちらの車、バイクは基本的にバックしたり、待ちません。
ちょっとでも前にスペースがあれば突っ込む突っ込む!

特に、バイク!車同士が何とかすれ違おうとしている隙間にガンガン入って来るから、なかなか車同士がすれ違えない、という場面に何度であったことか!ちょっと考えれば「急がば回れ」がわかると思うのですが、教習時に「スペースがあれば進む。早い者勝ち」と習うらしいと聞いて、納得・・・。

うーん、渋滞がなくなる日は遠そうですね。

ちなみに、私が自転車通勤時に渋滞に出会って隙間を見つけたら、どうしているか。
最初は、日本人としての礼節を保つべく「突っ込み」ませんでした。しかーし、そうしていると本当に抜かれまくりで進めないのです。なので、最近は自分に言い訳しながらネパール流も取り入れて走っています。