チトワン国立公園で、観光客をホテルまで運ぶ足として人気の馬車。でもネパールでは馬車って、日常の交通機関としてもまだまだ現役なんですよね。地元の人にとってはたいしたことのないものでも、外からくる人にとっては別の価値があるというわけです。
クラフトリンク南風で扱っている「ガムチャ」だって、バングラデシュに住んでいる人はもちろん、私だってずっと昔から日用品として使っていたのですが、スカーフやキッチンクロスなどのファッション小物としての価値があるなんて、まったく思いつきませんでした。
自分だけでは気づけないことがどれだけあるのか、なんて考えている間に一人でも多くの人と会い、交流することがどれだけ大事か。馬車を見ながら改めて考えさせられました。