今日はネパール暦の11番目ファルグン月の1日にあたる。早いときには午後4時過ぎに薄暗くなっていたのが、いつのまにか6時近くまで明るくなって、とても嬉しい。11月半ばから昼食時間を短くし、終業時間も4時半までと30分繰り上げていたのだが、今日から再び5時までとなる。昼食時間が30分しかないと、慌しくて個人的には好きではないので、これも嬉しい。
このファルグン月、バングラデシュでは春(ボショントカル)の始まりに当たり、女性たちは黄色と赤のサリーやサルワールカミューズを来て春の到来を祝うのである。そんな記憶があったのでてっきりネパールでもそうだろうと思い、念のため辞書を繰ってみたらネパールの春(バサンタ)は、あと一カ月後なのであった。緯度も標高もこちらが高く、考えてみたら季節の区切りが違うことも十分ありうると判るが、ひとり「へー」と納得してしまった。
ちなみにネパールは6つの季節(リトゥ)に分かれている。ネパール月の発音については複数あるものもあり、あくまでも一例としてご覧いただきたい。また私の発音標記はベンガル語に引っ張られがちなので、正確でもないこともお断りしておく。
季節 ネパール月 日本の暦では
春(バサンタ)バイサーク 4月中旬~5月中旬
夏(グリシュマ)ジェト 5月中旬~6月中旬
アサール 6月中旬~7月中旬
雨季(バルサ) サウン 7月中旬~8月中旬
バドウ 8月中旬~9月中旬
秋(サラッド) アソージ 9月中旬~10月中旬
カルティック 10月中旬~11月中旬
冬(ヘモント) モンシール 11月中旬~12月中旬
プース 12月中旬~1月中旬
冬2(シシール) マーグ 1月中旬~2月中旬
ファルグン 2月中旬~3月中旬
春(バサンタ) チョイト 3月中旬~4月中旬
バングラデシュも同様に6つであるが、若干並びも違うようなので、興味がある方は調べてみていただきたい。ちなみにネパールもバングラデシュも4月中旬が新年であることは変わりない。
※先ほどから月の名前一覧を整えようとあれこれいじっているのだが、どうにも上手くいかない。既に1時間近く費やしているので、そろそろ諦めようと思う。見苦しいのはお許しください。