冬が去って、梅が咲いたかと思ったら春を通り越して初夏のような陽気になっているカトマンズ。2月末にタライ(平野)のストライキがとりあえず終結し、まだ十分とは言い難いものの石油製品も出廻るようになってきた。
この間、私と言えば次年度の計画や予算を話し合うために2月末から1週間日本に出張、その結果を持ち帰って再びパートナーと話し合いを繰り返し、やっとなんとか形にさせたら、年度末のいろいろに追われている。こんなんじゃ夏どころか秋が来たのも知らないまま、次の冬を迎えてしまうかも・・・なんてことは絶対ないか。
4月10日の制憲議会選挙に向けてカウントダウンが始まり(ネパールの英語ニュースサイトなどでは「選挙まで○○日△△時間××分□□秒」なんてのが出るようにしているのもある。ちょっとやりすぎの感が…)熱くあつくなってきている。
政党支持者同士の衝突や立候補者への暴力は毎日起きているし、数日前には立候補者が何者かに殺されたというニュースも入ってきた。これからますますこのような暴力事件が起きることが予想されている。
今日スタッフと、そもそも憲法を作るために代表を選んでいるのに、その道の専門家が立候補しているという話を聞かないのはどうしてなのだろう、と話していた。これで制憲という目的を達成できるのだろうか。