カトマンズの家庭では一般的にプロパンガスが使われています。我が家にも始めから1本が備え付けられていて、それをガスコンロにつないで調理などに利用しています。でも、輸入がとまってしまったり物資不足になった時のことを考え、常に多めの予備をもっておきたいところ。先日、藤崎駐在員から満タンのものとカラのものとを1本ずつ譲ってもらうことになり、受け取りにいきました。
これまでも運んだことは何度もあったのですが、カラのボンベを持つのは初めて。で、もってみてびっくり! 「なんで、こんなに軽いの!?」
いやぁ、プロパンガスにこんなに重さがあるとは、この年になるまで知りませんでした…。調べてみたら、日本で普及している、いわゆる都市ガスに使われているのガスとプロパンガスとではまったく種類が違うのだそうです。都市圏でガス管を通じて供給されている都市ガスには7種類あって、うち1つをのぞけば空気より軽く、逆にプロパンガスは空気よりかなり重いとのこと。そしてさらにいえば、プロパンガスの正式名称は液化石油ガス(LPG)。つまり、ボンベの中には液体として入っているわけです!! なんとなく、ガスは空気より重いという思い込みがあったのですが、これで疑問が氷塊。
まだまだ知らないことだらけですね(そんなの常識だよ、とのつっこみが聞こえてきそうですが…)。