日本は暑くなったり寒くなったり、単純に春とはいえない天気が続いているようですが、ここネパールは確実に「夏」を迎えています。標高が高く、涼しいはずのカトマンズも、雨が降り始める6月くらいまでの間、連日30度ほどの気温が続きます。部屋の中の温度は28~9度といったところでしょうか。
カトマンズでこれだけ暑い(バングラデシュの皆さん、ゴメンなさい)のですから、南部のタライ平野の方が死ぬほど暑いのは当然のこと。先週のチトワン郡出張の際も、しっかりと猛暑を体感。寒い日本から来た出張者の皆さんには、なおさら厳しかっただろうと思います。でも、言葉でいくら書いても気温や臭いなどは伝わらないんですよねぇ~。でも、ちょっと下の写真を見て下さい。これ、ビスケットの入ったビニール袋なんです。まるで、溶けているかのようになっているのが、分かりますでしょうか? 口の中ではないので溶けるわけはないですし、実際はカバンの中でこすれ、粉がべっとりとついただけなのでしょうが、猛暑の中を歩き回った私たちには、溶けているようにしか見えなかったんです。
「ビスケットも溶けるほどの暑さ」という表現、今度つかってみようかな。
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