今日の夕方、下階に住む大家さんが「バヒニ(年下の女性に呼びかける時に使う言葉、妹という意味もある)!」と玄関から声をかけてくれた。屋上でとうもろこしを焼いているので一緒に食べようというお誘いだったので、すぐに私も上がった。

とうもろこしは今が旬。大家さんが慈しんで育てた庭のとうもろこしが見事に実っている。それを薪で焼いてたべていた。大家さんの息子2人、姪2人、ミリー、そこに私が加わって焼きたての熱々をご馳走になった。

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ネパールのとうもろこしは日本のものとは違って水分が少ない。歯ごたえがあって、噛むめばかむほど甘味がでてきて何もつけなくても十分おいしい。それに大家さんお手製の野菜カレーとキュウリのアチャール(和え物)もあったので、あっという間に2、3本と食べてしまった。道端でもとうもろこしを焼いて売っている(一本6ルピー)が、やはりとりたて、焼きたてのものはおいしい。

ミリーもお相伴.jpgそうこうしているうちに、1階に住むインド人(ナガランド)女性もやってきて、おしゃべりに加わった。「英語はダメなの」と言っていた大家さんも、照れながらも英語を織り交ぜ話をしてくれる。とうもろこしのシーズンが終わったら植えようと思っている野菜のこと、アメリカで働く夫のことなどなど。楽しいひと時だった。

ネパールの人たちの夏の家族団欒の一コマなのだと思う。ネパールの人にとっての焼きとうもろこしは、日本人にとってのスイカ、みたいな感じなのかな。

夕焼け.jpgしめくくりはやっぱり夕焼け。