無期限ゼネストは今日から解除となり、1週間ぶりに「日常」が戻ってきました。今回の騒動は、4年前に王制が終わってからの大きな歴史の流れの中でのできごと、といえます。「国王」という存在がなくなったことで、ネパールではこの間、いろいろなものが変更されてきました。
写真は、それまで王立公園だったものが国立公園になったことで、「Royal(ロイヤル=王立)」の文字が消されたあとです。ネパールの国営航空会社も、ロイヤル・ネパール航空だったのがいまは単なるネパール航空という名前に。でも、どこの空港に行っても無残に消された「Royal」の文字が、いまだに目につきますし、便名をあらわす略称はいまだに「RA」。ロイヤルの名残ですね。そうそう、国歌も変わったのだそうな。国の体制が変わるって、本当に大変なことだな、と思います。