カトマンズ市内を走る車の多くは、日本の自動車メーカーであるスズキが30年近く前、インド政府と合弁で作った通称「マルチ・スズキ」が作る小型乗用車です。普段よく利用するタクシーもこのタイプ。どうも中古車でも150万ルピー(約210万円)前後はするようですね。
先日出会った19歳の若いタクシー運転手は、頭金20万ルピー(約28万円)を払い、5月から商売を始めたばかり。ところが、すぐに無期限ゼネストになってしまい、本当に困ってしまったとのこと。それもそのはず、毎月のローンの支払いはなんと2万5千ルピー(!)。公立小学校の先生の給与がだいたい1万ルピー(1万4千円)前後ですから、それに比べてかなりの額です。返済期間は4年間に設定したそうですが、ちょっと無理してるんじゃないのかなぁ。