こんにちは。インターンの北川です。

クラフトリンクでは先日、倉庫で2018年秋冬カタログ掲載予定の新商品の検品作業を行いました。

検品作業は、クラフトリンクとパートナー生産団体の間で、合意した品質レベルで商品か完成されているか確認できる重要な仕事のひとつです。 また、生産者がつくった新商品を実際に触れられるとても楽しみな仕事でもあります。

検品内容は、商品の寸法測定から始まります。商品スペックの記載された仕様書とカタログ掲載のサイズを参考に、大きな差異はないかを確認していきます。検品

次は仕様の確認です。商品のマスターサンプル(クラフトリンクとパートナー団体の間で合意しているサンプル)と入荷した商品を比較し、形・柄・模様などに差異がないか見比べます。

そして最後は、生地のほつれや異物混入といった商品自体の品質を一つひとつ真剣に確認していきます。一連の流れで大きな問題がなければ、皆さまに販売することができるクラフトリンクの商品となります。検品2

検品を行って感じたことは、品質を安定させることの難しさでした。

工場で大量生産するわけではないクラフトリンクの商品に対して、シャプラニールとしてパートナー団体へどこまで介入すれば、決められた仕様と安定した品質を担保できるのか。今回の経験で改めて考えさせられました。

ひとつひとつの商品を手に取り、ディテールを確認していく検品は、多くの時間をかけてつくられたことや、手仕事の繊細さが理解できます。私は、そのような商品を地道につくってくれている生産者の存在を忘れないことが、商品品質の継続的な改善の一歩であると思います。

是非、クラフトリンクの新商品を手にとって生産者のことを考え、商品自体の魅力も感じてみてください!新商品の発売は8月末からとなります。皆さまお楽しみに!

関連する活動