今年も8月6~8日の3日間行われた、いわきの平(たいら)七夕まつり。シャプラニールが2012年に支援活動の一環として参加してから、5回目となりました。当初、双葉郡から避難してきたみなさんがいわきに溶け込むために少しでも役立てば、という想いで笹飾り作りをよびかけ、5つの町村のみなさんが参加してくれました。今はシャプラニールとしてのはたらきかけは全くありませんが、その中でいくつかの町村の参加がすっかり恒例化しているようです。その様子を見たくて、週末を利用して久しぶりにいわきを訪ねました。

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▲双葉町といわき市薄磯地区のコラボエリア。数年間にわたる相互交流のたまものです。

IMG_20170806_185838▲楢葉町の笹飾り。夜風にきれいにたなびいていました。

いわきの夏を彩るお祭りに、それぞれの町がすっかり溶け込んでいる様子を見て、「被災者」「避難者」などと区別して呼ぶ必要はもうないのだと、改めて感じました。原発に関する問題はまだまだ終わってはいませんか・・・。

(小松豊明)