みなさま

あけましておめでとうございます。心より新年のお慶びを申し上げます。

2018年はみなさまにとってどのような一年だったでしょうか。世界的にはSDGsの達成へ向けた取り組みが加速する一方で、ロヒンギャやシリアなど難民の問題が深刻化し、米中間の経済摩擦が世界経済に暗い影を落とすなど、さまざまな出来事がありました。日本では豪雨や地震などの自然災害によって各地で大きな被害が発生し、「災害は他人事ではない」と強く認識した一年でした。

また、市民活動を促進するためにNPO法が施行されて20周年の節目を迎え、マスメディアでNPO活動に関する多くの論評がなされたほか、日本各地で市民活動の20年間を振り返りこれからを語る集会が催されました。必ずしも明るい論調ばかりではありませんでしたが、市民社会組織の取り組みを今こそ盛り上げていかなければならないということを再確認することができました。

シャプラニールでも様々な出来事がありましたが、現地での活動は一定の成果を上げながら継続することができています。これもひとえに私たちの活動を支えてくれるみなさまのおかげです。心より厚く御礼申し上げます。

2019年も、貧困のない社会の実現へ向けて活動を進めるべく、現在、現行中期ビジョンの期限である2020年までの中期計画および次年度活動計画の策定作業を行っています。みんなが笑顔で暮らせる「誰も取り残さない」社会を目指して参ります。本年もたくさんのみなさまのご参加、ご協力をお待ちしています。

事務局長 小松豊明

理事スタッフ合同会議

2018年11月に行った理事スタッフ合同会議のようす