ミャンマー国軍によるクーデター後、昨年11月の総選挙で選ばれた議員らが立ち上げた「CRPH(連邦議会代表委員会)」が4月16日、「NUG, National Unity Government(国民統一政府)」を独自に設立したと表明しました。閣僚も発表され、拘束が続くアウンサン・スー・チー氏が国家顧問、ウィン・ミン氏が大統領となっています。
NUGはASEAN各国に対しNUGをミャンマーの正式な政府と認めるよう求めています。一方国軍は22日、NUGが任命した閣僚全員を含む26人に逮捕状を出したと発表しました。市民の抗議運動に対する国軍の抑圧は激しさを増しています。
先日、国民統一政府の樹立に関するニュースは流れていましたが、日々の報道では国軍による市民への攻撃、犠牲者数などが中心で、CRPHの存在やそれに対する各国の反応などについてはほとんど報道されません。民主的に行われた総選挙で選ばれた議員がクーデターに抗議し国軍による支配に対抗しようとしている状況をしっかり伝え、国際社会がそれを応援することが必要なはずなのに、なぜ報道でそれが扱われないのでしょうか。

今週末25日、東京でCRPHを支援する組織の設立総会が開かれます。日本人の参加も呼びかけられています。私も参加したいと考えています。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=133412612129559&id=100248315445989
以下、facebookより
<SUPPORT CRPH設立総会>
先日来お伝えしていますように、クーデタ・グループによる政治的支配を許さず、民主的な政権復活を目指すため、ミャンマー本国の民主化勢力はCRPH(連邦議会代表委員会)を発足させました。そして私たち在日ミャンマー人は、このCRPHを支援し、共にミャンマーの民主化を目指して闘っていくために、SUPPORT CRPH-JAPAN(CRPH支援協会・日本)を設立しました。
私たち在日ミャンマー人は今後、この支援協会を軸に活動を進めていきたいと思っています。
そこで、4月25日(日曜日)、東京・神田駿河台において、CRPH支援協会・日本の設立総会を行います。
日本の皆様にもぜひお越しいただき、ミャンマーの民主化活動に関心を寄せていただいている皆様、どうかご参加ください。
<日時>2021年4月25日(日)18時~
<場所> 東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11
連合会館2階(JR御茶ノ水駅・徒歩7分、東京メトロ新御茶ノ水駅すぐ)

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