6月16日に大阪市で開催された全国キャラバンに参加した大学生から感想が届きました。
日本の大学生にバングラデシュの児童労働の実態はどう届いたのでしょうか。
「全国キャラバンに参加して痛感したこと」立命館大学経営学部 徳元歩美さん
シャプラニールのダッカ事務所のマフザ・カルビンさんからバングラデシュの児童労働の現状を聞きました。
児童労働には虐待や、長労働時間の劣悪な環境、また児童労働が子どもに与える大きな影響など思っていた以上の現実をききました。
中でも印象的だったのは「児童労働をした子どもたちが大人になったときに自分の子どもに児童労働をさせない」というお話しでした。児童労働への世論が徐々に変わっていますが、時間がかかるため、シャプラニールは支援を続けているそうです。
今回の話を聞いて痛感したことは、「あたりまえだと思っていたことがあたりまえでない」ということです。
私たちも実際にネパールへ児童労働について学びに行くので、そこでの経験から、日本にいても支援できる方法を具体的に考えていきたいです。
日本にいながら世界の児童労働を減らすために何ができるだろう、そう考えることから変化が始まると思います。
徳元さん、感想をありがとうございました!