9月1日、創立48周年を迎えたシャプラニール。その日は各国の民族衣装を着てお祝いすることがここ数年の恒例イベントです。しかし、今回はオンラインで実施したこともあり、 パソコン画面越しだと全身が映すのが難しい… そこで、今回のブログでは、せっかく思い思いの服やアクセサリーで着飾ったので、なぜその衣装を選んだのか聞いてみました!エピソードと共に、民族衣装をお楽しみください~!
まずは、 手刺しゅうが好きなお二人をご紹介します。国内活動グループ「クラフトリンク」担当の小川さん(左)と海外活動グループ担当の岡田(右)さんです。
小川さんの衣装エピソード(写真左) 『 私の衣装は中南米ミックス!服はメキシコ。こちらは落ち着いた白ですが、色とりどりの刺しゅうを施した鮮やかな服が印象的で子供服は本当にかわいいです。ピアスはパラグアイの「ニャンドゥティ」というレース編み、ブローチの真ん中にはホンジュラスのコインが付いています!』
岡田さんの衣装エピソード(写真右) 『 JICA海外協力隊員として派遣されていたマレーシア・サバ州の民族衣装です。黒い布にスパンコールやビーズで刺しゅうが施してあります。採寸から柄の指定まですべてオーダーメイドで、村のお母さんに4か月かけて作ってもらいました!』
次に、今年4月に国内活動グループの「ステナイ生活」担当として加わった、髙階さん。タスキのように着ているこれは・・・何でしょうか。
高階さんの衣装エピソード 『リトアニアの伝統的な帯「juostas( ユオスタス )」です。機織り機で作られています。周年行事やお祭りの時に付けるもので、これには「50年おめでとう」と書いてあります。2年後にシャプラで飾ろうかな… 』
続いて、私たちの活動地域のバングラデシュとネパールで着られている民族衣装のご紹介!まずは、国内活動グループ・支援者担当の鈴木さんのクルタ・スルワールです。
鈴木さんの衣装エピソード 『こちらはネパールの民族衣装、クルタスルワール。長いチュニックのような上着と、パンツ、ショールがセットになっています。今回はクルタ(上着)とセットのスルワール(パンツ)の代わりに、同系色のチノパンを合わせてみました。着心地がよく、暑い日も快適でネパールを訪れた際もよく着ていました。これからも愛用したいと思います! 』 【 関連記事】クルタ・スルワール、仕立て物語in ネパール
そして、お気に入りのサロワ・カミュ―ス(通称サロワカ)を紹介してくれたのは海外活動グループ・バングラデシュ事業担当の峯さんです。
峯さんの衣装エピソード 『 大好きなサロワカを着ました!一年前初めてバングラデシュに行った時に、サロワカファッションに一目惚れしました。5着購入したのですが、その中でもこのサロワカはお気に入りの一着。色がおしゃれで、シンプルなデザインが好きです。日本でもサロワカデビューしてみようかな…』 【 関連記事】バングラデシュ!ファッション入門~サロワ・カミューズ編
おまけの一枚! 実はインターン生イエティもネパールの民族衣装「トピ」でお祝い! 『 手でチクチクぬって作ってもらいました。イエティのお気に入りです。』 「トピ」はダサインやティハールのお祭りや結婚式などで男性がかぶる正装の帽子です。本来はダッカ織の生地を使用していますが、イエティのはフェルトで、形だけトピを真似ています。
そして最後の一枚は、 坂口代表理事と小松事務局長も一緒に。 シャプラニールの事務所がある、1921年完成の歴史的建造物スコットホール前にて記念撮影をしました。
毎年こうして世界の民族衣装も楽しむことができる創立記念日。それぞれのエピソードを知ると、知らなかったその国や地域でも、ちょっとだけ身近に感じられるものです。 この一日に限らず、たまにはこうしたファッションを楽しむ日があってもよいかもしれませんね~。 皆さんのお気に入りの民族衣装は何ですか。