こんにちは。国内活動グループの京井です。

先日シャプラニールに1件の寄付が届きました。
その寄付は日本に住む10歳の女の子からで「お小遣いから、気持ちを込めて寄付します!」とコメントが付いていました。

自分が着ている服がどこで作られているのか、疑問に思ったことをきっかけに、ファストファッションと地球環境問題についてお母様と一緒に調べたそうです。
その一環で、シャプラニールで貸出を行っている「Garment Girls バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」を見てくれました。
この映画は字幕はついていますが、10歳の女の子には少し難しい内容だったかもしれません。
それでも知りたい!という気持ちを大切に、親子で向き合ってくださったことをとても嬉しく思いました。

世界の状況や私たちの周りにある問題について知り、自分は無関係ではない、もしかしたらその問題に関わっているかもしれない、そんな風に想像力を働かせ、思いを寄せてくれたことに感銘を受けました。

疑問に思ったことをそのままにせず、本を読んだり、映画を見たりして調べるだけでもすごいことですが、そこからさらに一歩進んで、自分にできることを考え行動することは簡単なことではありません。
調べ学習の後、寄付をしてくれただけでなく、調べたことを広めるためにプレゼンテーションを作成したそうです。10歳の一人の少女のパワーに、私たちシャプラニールも勇気をもらいました。

送ってくれたプレゼンテーション

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知るだけでなく、自らが行動に移し、さらに多くの人に広めるというパワー、そして社会を良くしたい!という強い気持ちを少しでも多くの方に伝えたく、今回ブログで紹介させていただきました。

「『こどもでも社会は変えられる!』
『ひとりの力は小さいけれど、ひとりからしか変えられない!』
『ひとりひとりの力は小さいけれど集まれば大きな力になる!』
今回の経験を通じて、親子でいろいろなことを学びました。」と温かいメッセージをくれました。

国内活動グループ 京井