こんにちは!国内活動グループインターンの丸山です。
6月10日(金)、東洋大学にて実施された講義に同行しました。以下にその報告をさせていただきます!
今回は 、国内活動グループの鈴木職員からシャプラニールの活動概要やバングラデシュ・ネパールで取り組んでいる課題、国内での活動などについてお話がありました。最後の質疑応答ではグループで感想や意見を交換しながら質問内容を練り、私もその中に混じって学生の意見を聞きました!
まずはシャプラニールの歴史やバングラデシュ及びネパールの基本情報など、シャプラニールが海外で実施している活動について 、その概要を話しました。受講生の多くが国際地域学部ということもあり、とても関心をもって耳を傾けてくださっていました。
続いて、国内活動についての紹介です。不要品寄付「ステナイ生活」の説明が中心に話され、企業や労働組合など他セクターと連携した例として、不要品回収の社内実践やボランティア作業のサポート、ビジネス戦略における協力などが挙げられました。
ステナイ生活と関連して、社会課題解決のための日常的にできるアクションについてのお話もありました。具体的にはSNSなどによる発信、セミナーやスタディツアーなどのイベント参加を通じた学習、購買習慣や預金先、投票などの意思表示行動などが挙がり、最後は「一歩が未来を大きく変える」という言葉で締められました。
そのあとは質疑応答のセッションに移りました。私も学生に混じり意見交換をしたのですが、シャプラニール草創期のノートと鉛筆の配った例を踏まえた、援助の一方向性といった複雑な問題への言及があり、それまでの鈴木職員のお話についてより深く考えさせられる時間でした。
質疑応答自体では、シャプラニールが支援している家事使用人として働いている少女の給料や将来について、当事者主体・パートナーシップを通じた活動のメリットなど、いくつもの鋭い指摘がありました。
今回講義に同行させていただき、社会課題解決のために私ができることを改めて探してみたいと思いました。これまでインターンとしてシャプラニールによる市民参加の取り組みを見てきましたが、なかなか実行に至れずにいました。それぞれの行動は小さい一歩かもしれませんが、だからこそ私自身も含む一人ひとりが社会課題の解決に貢献できると思うので、これからは一歩ずつでも進んでいきたいです!
国内活動グループインターン 丸山