シャプラニールの地域連絡会の一つ、名古屋市を中心に活動されている「シャプラニール愛知ネットワーク」の裏見さんより、2月愛知県豊田市で行われたイベントの活動報告が届きました。
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【シャプラニール愛知ネットワークより活動報告をお送りします!】
2月18日、愛知県豊田市で「誰でも、気軽に、世界を学ぼう」をテーマとしたTIA世界塾が開催されました。
世界各国で活動する8団体が講座を開催し、参加団体の一つとなった私たち「シャプラニール愛知ネットワーク」は「少女たちのストーリー&ベンガル語名刺作り」というテーマで参加しました。バングラデシュという国を知ってもらうこと、堅苦しくない内容にすることを基本に決めたテーマです。
その内容は…
バングラデシュ,ノルシンディ県のある村、15歳の少女ミリに突然結婚の話が…。
私たちは児童婚の問題を寸劇で紹介しました。その後、村の様子、少女たちの様子、現地NGOの取り組みを映像で紹介し、参加者の皆さんの感想や意見交換を行いました。主人公ミリと同じ年頃の参加者からは、「絶対結婚しない!」「どうしてもと言われたら家出する!」という発言があり、また女性、子どもの人権を守ることが大切、タブーとされるような話題でもみんなで意見を出し合うことは楽しいというような感想が出ました。
後半では、バングラデシュの言語ベンガル語を紹介し、ベンガル文字の名刺を作るワークショップを行いました。その後、皆さんにベンガル語で自己紹介をしていただきました。「アッサラームアライクム」、「アマールナム ~」、「ドンノバッド」!挨拶を覚えることによって、より文化を知ることができたように思います。
50分という時間にどれだけメッセージを送ることができるか心配もありましたが、「現在の日本からは考えられないことが世界にはまだあるのだということが分かった」という感想をいただきました。
私たちから参加者の皆様に「オネクドンノバッド!」
(シャプラニール愛知ネットワーク 裏見登志子)