4月13日(日)昼過ぎ、車3台が鴨川の山間の一軒家に集まりました。わらわら車から降り立った11名は、家の中でおにぎりと豚汁で体を温めた後、早速、山に芝刈りならぬ竹刈りに出かけました。山を歩くだけでもおぼつかない私たちは、山歩きの名人Iさんがどんどん竹を刈っているのを、最初ボーっと観てるだけになってしまいました。が、「これではいけない!」とIさんの動きを見よう見まねで、のこぎりや大きなはさみで竹を刈り始めました。

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「この枝振りなんかいいんじゃない?」

「笹が青くっていいね!」

「そっち、倒れまーす!よけてーっ」

そして、ほぼ必要数を刈り取った私たちが次に狙ったのは「竹の子」。これもIさんに、足の裏で土をこすって竹の子を探り当てる方法を教えてもらい、みんなで摺り足。なかなか見つかりませんでしたが、途中からコツを覚えたのか、どんどんと掘り起こすことになり、最後にはみんなで山分けとなりました。掘りたての竹の子を生でいただき、その甘さに一同驚愕!でした。

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その後は、近くの棚田を見に行ってから、庭先でバーベキュー。もちろん掘りたての竹の子も丸焼きして、はふはふしながらいただきました。最後には飼えるの声が響く闇の中でキャンドルナイト。このキャンドルは使用済み天ぷら油を利用して作られたもの。近くの鴨川自然王国のスタッフの方が持ってきてくれました。

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と、この竹刈りは何のためだったのか、種明かし。シャプラニールは7月7日に洞爺湖で開かれるG8サミットに向けて、125ものNGOが集まり政策提言を行う「2008年G8サミットNGOフォーラム」に参加しています。

そのフォーラムでは、七夕の短冊になぞらえて、市民の声をあつめてG8首脳に届け、政策提言を後押しする「100万人のたんざくアクション」を4月15日に始めました。

そのアクションを4/19(土)、20(日)のアースデイ@代々木公園で行うのですが、

その時に展示する「竹笹」を手に入れるため、さまざまなNGOスタッフみんなでいざ竹刈り!となったのです。

このアクションはWEBサイトからもみなさん参加できます。

ぜひぜひ、みんなも参加してくださいね。

※100万人のたんざくアクション http://www.g8ngoforum.org/g8ngo_form/

(勝井)