シャプラニール職員一同
* * * * * * * * * * * * *
猪瀬職員から、みなさまへの御礼メッセージです。
この度はわたくしの報告会にご来場いただき、誠にありがとうございました。
多くの皆様にお集まりいただき私も楽しい時間を過ごすことができました。皆さまの熱い視線の下、現地を思い出しての私の話もより熱が入りました。また、各会場とも様々な質問をいただき皆さまの関心の高さもうかがい知ることができました。特に「駐在中、一番印象に残った出来事は?」という質問については、内容に盛り込めたら良かったなと感じたほどでした。私の答えは「シャプラニールの現地スタッフの仕事に感動を覚えたから」というものです。身内話で恐縮ではありますが、自分たちの仕事に誇りを持ち、これまで歴代の所長らから教わったことを自分のものとしながらプロジェクトを進めていく姿に、私も多くのことを学びました。言葉も慣習も仕事も、わからないことだらけの私に皆本当に辛抱強く寄り添ってくれました。このことは生涯忘れられない経験になることでしょう。
今回はシャプラニールのプロジェクトの一部についてお話しましたが、当会は他にも沿岸部の災害多発地域におけるコミュニティ防災の取組や、バングラデシュ国内に暮らす先住民族への支援など問題が表面化しにくい課題に取り組んでおります。今回お話した家事使用人として働く少女の問題と共通しているのは、複雑で難しいが故に現地および日本国内でも周知が難しく、理解を得るのに時間がかかるという点です。一言または、一枚の写真では表すことのできない課題の深さを、今回の報告会を通してご紹介できるよう務めました。
シャプラニールはこれからも南アジアの課題解決を目指して歩んで参ります。この報告会をきっかけとして皆様からご支援を賜れましたら幸いです。どうか皆さま、ご支援・ご協力をどうかよろしくお願いいたします。
2018年12月15日
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
▼その他の地域での開催レポート
いわき講演 大阪講演 東京講演 愛知講演 講演終了のお礼
▼「帰国報告会2018」詳細ページはコチラからご覧ください。
▼関連書籍「わたし、8歳、職業家事使用人。」の紹介ページはコチラから
▼シャプラニールの「バングラデシュの家事使用人として働く少女への支援」についてはコチラからご覧ください。