10月11日の早稲田奉仕園UIホール。バングラデシュのイード休みを利用して一時帰国していた藤岡ダッカ事務所長の講演を聞こうと集まった40名以上の方たちでいっぱいになりました。
シャプラニールでは、ストリートチルドレン支援活動に引き続いて家事使用人として働く少女への支援活動を2006年から始めています。その活動の進捗と成果、今後の課題と展望について、バングラデシュ社会の子ども観や児童労働の状況なども絡めながら、お話をしました。パートナーNGOのフルキと対話を実際に重ね、少女とも接している藤岡ならではのリアルな話ができたのではないかと思います。
会場には、シャプラニールの会員、マンスリーサポーターやボランティアといった既に支援をいただいてる方の他、他のNGO職員の方々などの今回の講演テーマに関心をもっている方もいらっしゃいました。
子どもの家事使用人を雇うことが一般的なバングラデシュの社会で社会の意識を変えていくためにはまだまだ長い時間がかかりそうです。でも、フルキと一緒に家事使用人として働く少女たちのいる家を一軒一軒訪問するという地道な活動から始まった支援は少しずつ形になってきています。
講演会後、マンスリーサポーターになってくださる方がいらっしゃり、たいへん嬉しかったです。乗り越えるのは難しそうだからとあきらめずに、始めた活動を今後もみなさんといっしょに進めていきたいと思います。
一緒に歩んでいただけるサポーターを募集しています。マンスリーサポーター募集キャンペーン 2008年12月31日まで
https://www.shaplaneer.org/monthly/08.htm
国内活動グループ 勝井