11月3日(水)に「ダッカと新宿の現場から考える」のシリーズ1が開催されました。
シャプラニール・開発教育協会(DEAR)・スープの会が共催で行う体験型イベントの第一弾です。
テーマは「貧困を乗り越える市民のチカラ」で、「人と人」「人と地域」のつながりについて考えます。
当日は、参加者40名が、新宿とダッカの2つの事例から「つながり」について考えました。
ファシリテーターのDEAR事務局長・中村さんが進行する中、前半は、シャプラニール職員の藤岡とスープの会代表の後藤さんからそれぞれ事例を報告。
ダッカのストリートチルドレンと新宿のホームレス状態にある人という異なる事例から「つながり」について考えました。
後半は参加者がグループに分かれてのワークショップ。
ホームレス状態にあるあしがらさんの視点と、ストリートチルドレンのハシナちゃんの視点から周囲との「つながり」を考えました。
今回イベントに参加した方は、便利さとは引き換えに、失われつつある「つながり」を身近なところで感じられたと思います。
そして、その「つながり」を作ることこそが貧困のためにできる第一歩ではないでしょうか。
「ダッカと新宿の現場から考える」のシリーズは、全3回の開催です。
シリーズ2では、バングラデシュと新宿の現場を実際に訪問します。
そして、シリーズ3で現場訪問の報告会を行い、現場で感じた「つながり」を共有します。
全3回を終えての新たな発見が楽しみです。