皆さま、こんにちは。夏休みのプランはもうお決まりですか?
シャプラニールでは現在、8月出発のスタディツアー参加者を募集しています!
国際協力やNGOについて学びたい皆さまをはじめ、
今年は一味違った旅がしてみたいという旅好きの方。
お子さんの夏休みをどうしようか検討されている保護者の方。
この夏、シャプラニールの「ネパールスタディツアー」で思い出に残る旅をしてみませんか・・・?
シャプラニールの「スタディツアー」とは?
1972年にシャプラニールが創立されてから、第1回のスタディツアーが開催されたのは何と1983年!多くの方をシャプラニールの活動地にお連れしている歴史あるツアーなのです。
本ツアーは、会員の皆さまにシャプラニールの活動をより深く知ってもらうために開催していますが、毎回このスタディツアーに参加するために会員になる方もいらっしゃいます。
どんな人が参加しているの?
シャプラニールの活動現場を見たいという会員の方をはじめ、何らかの形で国際協力に携わりたい方、留学を控え経験を積みたい学生、ゾウに乗ってみたかった方、参加の理由はさまざまです!学生、社会人、シニアの方・・・毎回幅広い年齢層に参加いただいてます。
前回のスタディツアーでは、高校生2名、大学生1名、社会人3名、70代女性の計7名。さまざまなバックグラウンドを持つ人が異なる視点で考え、一緒に旅をすることで、学びが深まったという感想をいただきました。
お1人でお申し込みされた方が多かったですが、お友達、親子での参加ももちろん大歓迎です!
ツアーのポイントは?
【ポイントその1】
ネパールで20年以上活動している日本生まれのNGOの活動が視察できます。現地での信頼関係が出来ているからこそ、地域住民のリアルな暮らしぶりなどを見ることができます。
また、日本で情報を得ることが難しいネパールのNGO(シャプラニールのパートナー団体)と活動地を視察します。
【ポイントその2】
全行程に日本人職員が同行します。現地ではネパール事務所長がご案内します。ネパール語、英語が話せなくても安心です。参加者とともにNGOの活動、国際協力についてじっくり学べます。
「私が現地をご案内します」
ネパール事務所長 勝井裕美
2度目のネパール駐在中です。みなさんと一緒に、安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいる現場を訪れ、ネパールの人々と交流できるのを楽しみにしています。
「皆さまと一緒に日本を出発します」
広報グループ 長瀬桃子
皆さまと一緒に日本を出発し、一緒に帰国します。心配なこと、気になることがあればいつでも声をかけてくださいね。ネパールには「モモ」という蒸し餃子があり、おかげで自己紹介すると現地ではクスクス笑って名前を覚えてくれます。
【ポイントその3】
世界遺産のチトワン国立公園で、ゾウに乗ってジャングルを散策できるお楽しみイベントもあります!毎回参加者に大人気のアクティビティ。運が良ければ絶滅危惧種のサイやサル、ワニ、孔雀、イノシシなどいろんな野生動物に出会えます!
前回のスタディツアーも大好評!みどころをご紹介!
ネパールといえばヒマラヤ山脈を思い浮かべる人も多いですが、ヒマラヤの山々も含んだ山岳地帯(3,000~8,000m)、カトマンズやポカラのある丘陵地帯(標高1,000~3,000m)、そしてインドとの国境に広がる平野地帯(0~1,000m)とに分けられます。
今回訪れる平野部チトワン郡マディ市では、一面畑が広がるのどかな風景が見られます。
しかし、この平野部では毎年のように山から流れ込む大量の水により洪水被害が多発するエリアです。洪水対策が不十分な川の近くには、経済的に苦しい立場の人々が集落で暮らしています。
洪水は住民の畑や家などの財産を襲い、時には命を奪うこともありました。
シャプラニールでは「災害は軽減できる」という住民の自主的な動きを促進し、「One River One Community」を合言葉に、ひとつの河川の流域全体をひとつのコミュニティと考え、8つの集落の住民と防災活動に取り組んでいます。
シャプラニールが取り組む「地域防災支援」とは、自助、公助、共助の連携で災害を最小限に留めるための支援です。もうすぐこの地域でのプロジェクトも終わりを迎えようとしていますが、支援対象の集落で行った意見交換では、住民一人ひとりの防災に対する意欲の高さが伺えました。
災害大国といわれる日本でも、つい忘れがちになる災害への備え。ネパールのこの取り組みを知る事で、日本の現状や私たちの日々の生活を見直すきっかけにもなると思います。
今回のツアーでは河川でのボランティアは行いませんが、この洪水の多い平野部のコミュニティ防災プロジェクトを見学し、その地域の住民と交流します。また、2015年に起きたネパール大地震の傷後が残るカトマンズ市街での防災プロジェクトも視察予定です。
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つづいて・・・
世界遺産のチトワン国立公園でゾウに乗ってジャングルを散策できるお楽しみイベント!
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その他にも・・・
ガイドブックには載っていないネパールを知ることができるのがこのツアーの魅力のひとつ。ネパールに事務所を構え、20年以上活動しているシャプラニールが、ディープなネパールへお連れします。
マディ市への移動中、ネパール人しかいないローカルな茶屋に立ち寄って休憩したり、ネパールの人々と同じようにカレーを手で食べたりなんてことも、普通の観光では味わえない魅力です。ネパールの文化もぜひ楽しんで!
他にも市内のフェアトレードショップでお買い物を楽しんだり、美味しいネパール料理を楽しんだり、歌い踊り(実際に前回のツアーでは職員がギターを弾き、皆で歌って踊りました 笑 今回はどうでしょう!?)存分にネパールを楽しんでください!
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いかがでしたでしょうか?
まずは「相手」を知ってこそ、興味が湧いて、抱える課題を理解しようと想像力が働きます。
きっかけはゾウに乗りたい、ネパールに行ってみたい、何でも良いのだと思います。
見て、聴いて、体験する。
ぜひ現地の状況やネパールの人々の思いをご自身で感じてみてください。
説明会も開催します。奮ってご参加ください!お待ちしています。
▼ツアー詳細・お申し込みはこちらから!
https://www.shaplaneer.org/studytour/
▼6/15説明会開催(東京)!お気軽にご参加ください。
https://www.shaplaneer.org/studytour/#study2019
▼前回のネパールスタディツアー現地からのレポートはこちら
・現地より報告!「ネパールスタディツアー2017」その1
・現地より報告!「ネパールスタディツアー2017」その2
▼スタディツアーに関するお問い合わせはこちら
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 担当:京井
TEL:03-3202-7863 E-mail:studytour@shaplaneer.org