シャプラバ!
「シャプラバ!」は、シャプラニールをさまざまな形で支えてくれる皆さまの、
シャプラニールのとのかかわりや海外協力への思いなどをご紹介します!
谷垣 結生(たにがきゆうき)さん
アトム通貨実行委員会新宿支部早稲田・高田馬場エリア 18期幹事長
シャプラニールとは「アトム通貨」という地域通貨を運営するサークル活動を通してかかわらせていただいています。アトム通貨は、社会貢献活動をして下さった方に渡される地域通貨で、新宿支部では早稲田・高田馬場の約100の加盟店で使用できます。アトム通貨の理念の一つに「国際協力」がありますが、シャプラニールでは、ボランティアの参加者に「ありがとう」の気持ちを込めてアトム通貨を渡していただいています。
私がアトム通貨の活動にかかわるようになったのは、小さい頃から暮らす早稲田のまちのことをもっと知りたいという気持ちがあったからでした。大学入学後にサークル活動を探していたところアトム通貨実行委員会を見つけ、今がチャンスだと思い参加することを決めました。
これはボランティア活動にかかわらずいえることだと思いますが 、外から見ているのと実際に参加してみるのでは見える世界が全く違います。活動に参加する前は、ただ早稲田に暮らしているだけで 、外側からしかまちを見ることができませんでした。しかし、活動を通して、まちに対して自分にはなにができるのか、まちをどうしたいのかと考えるようになり、気づけば内側からまちを見るようになっていました。この目線や考え方の変化こそが、ボランティア活動に参加する一つの大きな意義だと感じています。
シャプラニールの活動には、個人的にも参加させていただいたことがあります。切手貼りというささやかなボランティアではありましたが、世界の貧困問題について改めて考えさせられる機会になりました。今後もシャプラニールの活動にかかわらせていただくことで、少しでも世界の貧困をなくすことにつながればと思っています。
会報「南の風」295号掲載(2022年3月発行)
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