1996年生まれ、宮城県育ち。スパイス初心者のための会社香林館(株)代表取締役。「スパイスカレーをおうちでもっと手軽に」をモットーに、初心者のためのオリジナルスパイスセットの開発・販売をする他、商品開発マーケティング、コンサルティング、料理教室運営など幅広く活動。現在は東京大学大学院で食品科学の観点から香辛料の研究中。全人口の内上位2%のIQ(知能指数) を持つ人達が参加する国際グループ MENSAの会員。著書に『おもくない!ふとらない!スパイスとカレー入門』(スタンダーズ株式会社)、『ひとりぶんのスパイスカレー』(山と渓谷社)などがある。
キャンペーンTOP»「カレーな著名人にききました」印度カリー子さんインタビュー CHAPTER.1 カレーとのかかわり
【CHAPTER.1】カレーとのかかわり
【CHAPTER.2】より良い社会のためのアクション
【CHAPTER.3】子どもが自分らしく生きられるように
CHAPTER.1 カレーとのかかわり
誰かのために作るスパイスカレー
スパイスを使って本格的にカレーを作るようになったのは、実はつい3年半前のことなんです。最初は自分のためにというよりも、インドカレーが好きな姉のために作り始めたことがきっかけです。
作ってみたら簡単だし、素材を変えるだけで無限の味わいができるということに、どんどんはまっていきました。大学生の私でも簡単にできるのに、どうして日本では広まらないのだろう?という疑問から、もっとたくさんの人にスパイスカレーを作ってもらえるよう、インターネット上で写真をたくさん使ったわかりやすいレシピを無料で公開し、初心者のためのスパイスショップを始めました。
最初は主婦の方をメインに情報を発信していたのですが、活動をはじめてみたら思いのほか男性の購入者も多いです。若い方にも知ってもらいたいと、LINEでも料理動画を公開しています。でもやっぱり、一番届いて欲しい方は、「誰かに作ってあげたい」「体に優しいものを作りたい」という思いを持った女性ですね。
カレーがつなげてくれたご縁を大切にしたい
ショップを通じて、興味を持ってくれた人や質問をしてくれた人などには、なるべく丁寧に対応することを心がけています。今はインターネットでなんでも買い物ができてしまうので、商品が自分の元に届くまでの過程が見えづらいですよね。あたかもすべてロボットがやっているように見えるけど、そこにはたくさんの人の手が加わっているし、結局は人がやっているんだと思うんです。
人と人がすべてをつないでいるので、その過程やコミュニケーションは大切にしていきたいと思っています。コミュニケーションが少なくなっている現代だからこそ、その価値は重要ですよね。私がここまでやってこられたのも、たくさんのご縁に恵まれたから。まさにご縁の賜物です。
旅とカレー
大学生になってから食を求めてアジアを旅することも多くなりました。昨年頃からメディアに出させていただく機会が増え、そろそろ危険な旅が難しくなるかもしれないと、思いっきりディープなインドへ一人旅してきました!
せっかくインドに行ったのに、タージ・マハルなどの観光地へは行かず、ずっと食べ歩きをしていました。どんな環境でも耐えられる自信があったので、かなりの安宿に泊まったのですが、デリーで泊まった安宿では問題なかったものの、バラナシの安宿では体がとうとう拒否反応を起こしてしまいました(笑)。
部屋を走り回るネズミ、聖なるガンジス河のそばで弾ける爆竹の音、体調不良の自分…という最悪の状態にもかかわらず、「でもこれもアリだな、また行きたい」と思わせてしまう不思議な魅力があるんですよね、インドには。このアウェイ感がたまらなく好きです!
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【CHAPTER.1】カレーとのかかわり
【CHAPTER.2】より良い社会のためのアクション
【CHAPTER.3】子どもが自分らしく生きられるように
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