サラムナマステさんバナー-30

Twitterのフォロワー3万人超え!
今話題のインド・ネパール料理レストラン「サラムナマステ」
オーナーのスレスタさんご夫婦にインタビュー!
取材NGとのことでしたが、今回特別にお店誕生までのお話や日本での生活、
子育て、仕事への想いについて伺うことができました!

Twitterのフォロワー3万人超え!
今話題のインド・ネパール料理レストラン「サラムナマステ」
オーナーのスレスタさんご夫婦にインタビュー!
取材NGとのことでしたが、今回特別にお店誕生までのお話や日本での生活、
子育て、仕事への想いについて伺うことができました!

「サラムナマステ」ができるまで

サラムナマステ
サラムナマステ
サラムナマステ
サラムナマステ
サラムナマステ
サラムナマステ
サラムナマステ

「サラムナマステ」さんのおいしい料理

Twitterが面白いだけじゃない!「サラムナマステ」さんは料理の味も最高です。ツイートとともに、シャプラニール職員が実食したいくつかの料理をご紹介します。

サラムナマステさん-08


このナンのサイズを見よ…。(雪男イエティ×3人分よりでかい) カレーも濃厚でたまりません。おおきいナンのしあわせ力、つよい…。

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カレー以外の料理もぜひ食べて欲しい。絶品ほんとビリヤニ。ごろごろした肉…香り高く、スパイスがよくからんだバスマティライス…。浴びるように食べたい、そう思った方はサラムナマステさん名物「一斗缶ビリヤニ」をどうぞ。いいものです。

サラムナマステさん-10


ネパールの餃子 モモも熱々でおいしい!スパイスのきいたジューシーなお肉と真ん中のピリ辛ソースがあとを引く、にんげんおとなもこどもも全員納得できるおいしさです。


オーナー スレスタさんご夫婦にインタビュー!

2021年現在日本には約9万5千人のネパール人が暮らしていますが、スレスタさんご夫婦が日本に来た2000年当時、日本に住むネパール人の数はわずか3,649人(出典:法務省「在留外国人統計 2000年度」)。また今ほど便利な翻訳アプリや多言語対応がない中で、言語、文化の異なる日本で自分たちのお店を作り、2人の息子さんを育てたお二人。言葉の壁がある中での仕事と子育ては大変だったそうです。

(ネパール語でインタビューしたものを翻訳)

夫婦二人なら大丈夫。知らない土地で働くことを決めて

旦那さん:腕のいいシェフだからって知り合いに呼ばれて日本に来ました。来てすぐにカレー屋さんの仕事を始めて、その時は、ほとんど日本のことわからなかったんですよ。仕事する中で少しずつ日本語も覚えていったけど、それでも20年前は今のようにスマホで調べたり、ネパール語で対応してくれる窓口もなかったから、言葉の壁はそれなりにきつかったですね。でも正直きついと感じたのはそれくらいです。夫婦二人一緒だったからなんでも乗り越えられましたね。

奥さん:旦那さんが日本に行くと決めたので私も一緒に来ました。日本は知らない国だったけど心配は全然なかった!旦那さんがいたからね。

IMG_5593
お店に貼られた手書きのメニューは旦那さんが書いている

異国での出産、育児で感じた不安

奥さん:出産の時、病院のお医者さんから言われることは全部は理解できなかったから、私たちより前に日本に来たネパール人について来てもらって、通訳してもらっていました。外国人にとって病院が一番大変かもしれないですね。小さい病気でもお医者さんの話や薬の説明を理解するのは苦労します。あとは、ネパールだったら、だいたいの人が祖父母含めてみんな同じ家に一緒に住んでいるので、夫婦だけで子育てするということは基本ないです。でも日本はそうはいかないから、ずっと子どもの面倒を見て私自身も疲れたし、旦那さんしか働けなくなったことで金銭的にも不安が大きかったですね。そこに日本語がわからないという不安も加わって、あの時は特に赤ちゃんが病気になったらどうしようって思っていました。

でも保育園に入ってからは、先生たちもやさしい日本語で接してくれたり、二人目の子どものときは私も日本語がわかるようになってきたので他のお母さんたちともお話して情報交換や交流をすることができましたね。それはよかったです。大変なことはあったけど、日本で嫌な思いってあんまりしてないかも。ネパールに帰りたい…って思ったことないかもしれない。

旦那さん:ただ、子どもの将来のことを考えて帰国するかどうか悩んだことはありましたね。子どもは日本で生まれても日本の国籍はもらえないから、もし親のビザに問題があって日本にいられなくなったら、ネパールに帰らなきゃいけない。でも、子どもたち自身はずっと日本で育ってるから、ネパール語がわかったとしてもいきなりネパールに行ったら生活や勉強、将来の仕事選びも大変になります。この心配がなければ、日本の学校に通わせて、日本語で勉強させてもいいんだけど…。そういう理由で高くても英語で勉強できるインターナショナルスクールに行かせようと思う親が多いと思いますね。子どもが学校に入学するタイミングでネパールに帰ってしまう家庭も多いですよ。

サラムナマステ
日本語の手紙を読むのを手伝って!とTwitterで呼びかけると200件以上の返信が来たことも。

日本で育った子どもたち

奥さん:子どもは今19歳と14歳。日本の大学と中学校に通っています。長男はインターナショナルスクールに行っていたので英語の方が得意ですけど、次男は、今は普通の日本の学校に行っているので家族の中では一番日本語が上手だと思います。勉強は二人ともよくできるので学校ではあまり心配なかったですね。

息子さん(次男):僕自身は保育園のころから日本の人と話していたし、ネパール人だからといって学校などで大きな問題があったことはないです。ただ学校で友達と話す時、文化の違いを感じることはありますね。うちはネパールのお祭りは祝うけど、「七夕」とか「ひな祭り」とか日本的な行事はないから、そういう話題のときはやっぱりちょっとわからないこともあるんですけど、でも僕は日本もネパールのこともどちらも好きです。このうちに生まれてよかったと思います。

旦那さん:ちょこちょこネパールには帰るし、家ではネパール語で話すけど、やっぱり子どもたちはずっと日本で育ってきて、学校の友達もほとんど日本人だったりします。私たち夫婦は子どもたちが学校を卒業して自立するまでは日本にいて、そのあとはネパールに戻ろうかなと考えていますけど、子どもたちのことは彼らのやりたいように、自由に決めて欲しいと思いますね。ネパールで一緒にいられたらもちろん嬉しいけど、子どもたちがネパールでの生活に慣れて、仕事を探すのは簡単なことじゃないと思うので。とにかく子どもたちが自分のしたいことができる環境にいられるように私たちは全力でサポートするだけですね。

これからのサラムナマステ

奥さん:今は、COVID-19の影響もあるけど、特にお店をこれ以上大きくしようというのは考えてないですね。日本に来たのも、お店作って頑張ってるのも、やっぱり家族全員が安心して幸せに暮らせるようにするためなので、家族に心配がない今の状態を続けていくのが私たちの目標というか頑張る理由ですかね。

旦那さん:今は、息子たちも順調に進学して、お店もTwitterのフォロワーさんたちのおかげで、色々な方がお店に来てくれるので、本当に幸せですね。日本に来てよかったと思ってます。サラムナマステ行きたい!って思ってくれているフォロワーさんのためにも、おいしい料理、新しいメニューをみなさんに食べてもらえるように頑張ります。ぜひ、私たちのレストランで食べてみて、Twitterで感想教えてほしいです。私たちエゴサの鬼なので、すぐ見つけますよ!!

日本で暮らしていて思うこと

奥さん:外国人の見た目で差別しないでほしいというのはすこし思います。日本に住んでいる、日本で働いている、国籍は違っても私たちも日本人と一緒なんです。日本人と外国人で分けないで、同じ場所で頑張ってる人たちなんだって、思ってくれたらいいな。

サラムナマステ

レストラン紹介

サラムナマステ
店舗名サラムナマステ
住所〒166-0011 東京都杉並区梅里2丁目9−10
営業時間平日:11:00~15:00, 17:00~22:00
休日・祝日 11:00〜22:00
定休日なし(1月1日のみ休み)
アクセス東京メトロ丸ノ内線 新高円寺駅 2番口から徒歩3分
電話番号03-3311-1132 (電話予約・テイクアウトOK)
その他Twitterぜひぜひフォローしてください!
サラムナマステさんのアカウントはこちらから
サラムナマステ
店舗名マサラダルバール
住所〒166-0011 東京都杉並区梅里2丁目29−15
営業時間11:00~15:00, 17:00~22:00
定休日なし(1月1日のみ休み)
アクセス東京メトロ丸ノ内線 新高円寺駅 2a番口から徒歩9分
電話番号03-3312-0889 (電話予約・テイクアウトOK)
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