シャプラニールの社会人ボランティアチーム「クシクシ倶楽部」では、
P-nong learning Centerと共催で定期的にドキュメンタリー映画の自主上映会を行っています。
今回は、2019年5月11日(土)は、映画『ナディアの誓い』の上映会を開催します。
「ナディアの誓い」は2018年度にデニス・ノムウェゲ(前回の映画)と一緒にノーベル平和賞を受賞したイラク出身のナディア・ムラードを描いた映画です。
ぜひとも一緒に見ませんか?
<上映会詳細>
日時:2019年5月11日(土)18時45分~20時30分頃(18:30開場)
場所:早稲田奉仕園 音楽練習室
当日は直接会場か、シャプラニールの事務所へお越しください(東京都新宿西早稲田2-3-1 地図)
参加費:1,000円(一般)、600円(学生)
定員:20名
問い合わせ:シャプラニール事務局 宮原 TEL:03-3202-7863(火~土曜、10~18時)
申し込みは以下ボタンより専用フォームへお進みください。
以下、共催のP-nong Learning Centerより転記の情報です。
◆作品紹介
■作品概要
ノーベル平和賞2018の受賞者で23歳のナディア・ムラドは2014年8月までイラク北部の小さく静かな村、コチョ村で母と兄弟姉妹達と幸せに暮らしていた。しかし、ISIS(イスラム国)がやって来て、少数民族ヤジディ教徒の虐殺が始まる。殺されるだけではない。捕まった少女や女性は戦利品として売買や交換の対象となった。ナディア達も捕らえられ、母親と6人の兄弟は殺されてしまう。彼女は性奴隷として3ヶ月扱われた末、脱出に成功し、ドイツに逃れる。そしてナディアは2015年12月の国際連合安全保障理事会で、ISISの虐殺や性暴力についての証言を行い、ヤジディ教徒の希望の存在となる。
少し前までは、どこにでもいるような普通の女の子だったナディアの夢は、自分の村で美容室を開くことだった。普通の生活に戻る日を待ち望みながらも、故郷を奪い、家族も殺したISISの虐殺を止め、まだ捕らえられている同胞や、世界中の性暴力被害者のため、彼女は表舞台に立ち続けることを決意する。そして彼女は痛ましい体験を、苦しみながらも繰り返しジャーナリスト、政治家、そして外交官に訴え続けた。カメラは冷静に数々の困難に辛抱強く立ち向かっていくナディアに密着し、ギリシャの難民キャンプや国連本部でのスピーチまでを追っていく。そして、彼女の揺るぎない決意を浮き彫りにしていく。
プロデューサー ヘイリー・パパス、ブロック・ウィリアムス
音楽 パトリック・ジョンソン
編集 アレクサンドリア・ボンバッハ
キャスト ナディア・ムラド ムラド・イスマエル アマル・クルーニー
製作年:2018年
配給:ユナイテッドピープル
上映時間:95分