現在の防災の国際的指針である仙台防災枠組が策定された仙台で、3月9日(土)に開催される仙台防災未来フォーラムが開催されます。その1つとして、シャプラニールでは以下のプログラムを実施します。(仙台防災未来フォーラムについてはこちら)
<共創・連携で培う地域防災力―NGO・企業・行政・コミュニティで創ったネパールの洪水防災支援事業を事例に>
日本のNGOと企業が行ったネパールの河川洪水防災支援事業を事例に、その支援アプローチと目指した地域防災をご紹介し、異なる専門性を持つ関係者による連携や共創だからこその強みや可能性を考えます。
ネパール河川洪水防災事業では、次の2つの柱から成り立っています。
1)流域管理の考え方での河川のインフラ対策支援
2)流域周辺のコミュニティの災害管理委員会(日本の自主防災組織に相当)、地方自治体の防災能力支援と、コミュニティと地方自治体の連携強化
1)のインフラ対策は、現地で活動するシャプラニールとネパールのNGOが国土防災技術(株)洪水メカニズム調査からデザイン設計、インフラ設置中のモニタリングなどの技術支援協力を得てなされました。
2)では、シャプラニール、ネパールのNGOだけでなく、支援地域である地方自治体、もちろん地域住民との連携によって、多様なアクターが連携した地域防災力アップの形が追及されました。
1)からは支援方法における連携と共創、2)からはさまざまなアクターが連携する地域防災の仕組みについて、考える時間にしたいと思っています。
みなさまのご参加をお待ちしております。事前のお申し込みを優先いたします。
<キーワード>
・連携、共創
・地域防災
・防災協力
・水害、洪水
・ネパール
【日時】2024年3月9日(土)12:40~14:10
【会場】仙台国際センター展示棟 発表エリア6<会議室4-A> (地下鉄東西線「国際センター駅」下車)
▼会場マップ
https://sendai-resilience.jp/mirai-forum2024/schedule.html
【パネリスト】
・池田恵子(静岡大学グローバル共創学部教授、減災と男女共同参画 研修推進センター共同代表)※兼モデレーター
・眞弓孝之 (国土防災技術(株)事業本部国際部部長)
・中村清美 (国土防災技術(株)国際部事業企画課長)
・勝井裕美(認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会)
【参加費】無料
【定員】48名
【お申込み方法】
※当日、ご参加を希望される方は、お申込なしで会場にお越しいただいて大丈夫です。
【お問い合わせ先】
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 担当:勝井
TEL:03-3202-7863 E-mail:event@shaplaneer.org