15年に渡り政権を握っていたシェイク・ハシナ首相が退陣し、バングラデシュの歴史の大きな転換点となった2024年8月5日。そのきっかけとなったのは公務員採用の優遇枠をめぐって、大学生たちが始めた抗議行動でした。 

学生たちの勇気ある行動は、やがて一般市民も巻き込んで政権に抗議する全国規模の運動へと拡大し、止まる様子を見せないうねりの中で、ハシナ首相が退陣。暫定政権が樹立されました。 

学生組織間や与野党の支持者間の衝突、治安部隊による発砲などにより、少なくとも1,000名が死亡(8/29 暫定政府発表)。その多くが未来ある若者たちでした。 

交通や通信が遮断され、安全が脅かされる状態が続く中で、より良い国をめざし歩みを止めなかったバングラデシュの若者たち。 未来のために立ち上がった彼らがもつ強い意志と行動力からは、いまの日本社会にない底知れぬパワーも感じます。 
 
今回のイベントでは、バングラデシュと中継を繋ぎ、ダッカ大学 社会科学部 日本研究科の学生3名をゲストに迎えて、この歴史的な出来事の最中、何を考え、どう行動していたのか、そして、これから先のバングラデシュ社会にどんな期待を抱いているのか、リアルな声を聞きます。 

※英語/ベンガル語の発言には日本語通訳があります

■日時: 
2024年9月21日(土) 17:00 – 18:30  ※日本時間

■参加費:無料  
 
■配信方法: 
ZOOM(お申込みの方にURLをお送りします) 
 
■定員:500名 
 
登壇者 
ダッカ大学 社会科学部 日本研究科

・Naimur Rahman さん 
・Md. Rahat Sikder さん 
・Nur-E-Zarin Shabha Ayshi さん 
 
■お申込み方法  
以下の「イベントに申し込む」ボタンからお申し込みいただくか、お問合せ先(event@shaplaneer.org )まで、お名前/ご連絡先(電話/E-mailアドレス)をご連絡ください。

  

締切:2024年9月20日(金)中 

【お問合せ先】  
認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会  
E-mail:event@shaplaneer.org TEL:03-3202-7863