2017年9月25日にバングラデシュ入りしたシャプラニール事務局次長の藤﨑から届いた情報をお伝えします。
ロヒンギャはミャンマー国内に120万人以上いると言われており、今後もバングラデシュへの流入は増加していくとの見方がされています。難民には女性の高齢者や妊婦も多く、国際機関も支援を開始しています。
また、支援団体が配布物資を調達したものの、キャンプ地までの道の悪さや、配布する人手が不足しているといった問題が出てきているようです。
報道では11カ国からの食料などの支援物資が届いたとされていますが、配給が公平にされているか、効率的にされているかについては現場での確認が必要でしょう。
キャンプ地の難民の数は、今も増加しています。新たに到着した人々はビニールを張っただけの状態で暮らしており、雨が降ると生活は困難を極めています。
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難民キャンプにて現地調査中のシャプラニール事務局次長 藤崎文子(写真左)
引き続き、現地から情報をお伝えして参ります。どうか募金および情報シェアのご協力をお願いします。
(2017年9月29日 広報グループ 須藤心)