シャプラニールは西日本の記録的豪雨に伴う被害状況を受け、2018年7月12日から職員2名(小松事務局長、長瀬職員)を被害の大きい岡山県に派遣しています。7月13日時点の被災地の現状と現地での活動について報告します。
これまでの動き
・2018年7月14日・15日最新情報(2018年7月15日)
・2018年7月12日最新情報(2018年7月12日)
・7/21(土)「西日本豪雨 緊急救援活動」報告会開催決定(2018年7月11日)
・小松事務局長、長瀬職員が現地に向け出発へ(2018年7月11日)
・大雨による被害に遭われたみなさまへお見舞い申し上げます(2018年7月7日)
<7月13日(金)スケジュール>
07:00 宿泊地出発
08:00 倉敷市真備町に到着、被災者へのヒアリング実施
09:30 倉敷市災害ボランティアセンター到着、活動開始
17:00 関係者会議
18:30 グループミーティング、3連休に向けたボランティア受入準備
21:30 解散
■3連休のボランティア受け入れに向けて
7月12日時点で400人ほどだったボランティアが、3連休は約3,000人に増加することが想定されており、その受け入れ体勢を整えることが喫緊の課題です。県庁やボランティアコーディネートの経験を持つ各NPOが先導し、本部の受付設置、受付電話対応、受け入れ先との連携から作業の振分けや注意事項の説明等を行いました。
■ボランティア受け入れに際し見えてきた課題
ボランティアが作業をしている最中の熱中症やケガの報告が上がっているため、今後、被災地が個別に対応している安全対策理解の均一化が重要課題となっています。手洗い・消毒はもちろんのこと、水分補給に関しても、500mlボトルしか持参していない方も多く、熱中症に対する注意喚起が必要です。また、それぞれの役割が不明確な点も現場の混乱を招く要因になるため、全体の人員配置についての名簿作成も急がれます。
■今後の動きについて
シャプラニールは奈良県社会福祉協議会とピースボート災害ボランティアセンターと協働し、真備町箭田支所に設置された拠点にてボランティアの受け入れと被災者の方々のニーズ把握を行います。連休中、想定以上の数のボランティアの参加があった場合でも効率よく動いていただけるよう、送迎バス運行や駐車場の整備などの体制を整える予定です。連休は記録的な猛暑となると予想されており、ボランティアにボランティアの安全・体調管理に特に気を付けるよう活動を行う。また、運営側の疲労感も目立ってきているため、長期的に支援を行う上での運営体制も各団体と本部が連携をとりながら整えていく必要があります。シャプラニールとして活動何をするべきか、ニーズの把握を通して考えています。
★派遣チーム帰任後、7月21日(土)に報告会を実施いたします。詳細は以下のページをご覧ください。
>7/21(土)「西日本豪雨 緊急救援活動報告会」詳細・申込はこちら
西日本豪雨緊急救援募金にご協力ください
シャプラニールでは下記の通り救援活動資金を募るための募金を開始しました。
皆さまからの温かいご支援、ご寄付をぜひお寄せください。
※当会へのご寄附は税の優遇措置(寄附金控除)の対象となります。