11月2日~4日の2泊3日で福島県いわき市平地区へ、復旧ボランティア&津波被災地の1つ豊間地区を訪れるツアーを実施しました。

1日目は、”みんなでいわき!”でたびたび訪れお話を聞かせてもらったり農作業体験をさせてもらったりする、オリーブプロジェクトの発起人のお一人・木田さんの農園で復旧作業をしました。カラッと晴れたいわきらしい秋の一日でした。

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オリーブの木が立ち並ぶ農園にて

川の決壊で泥が農園に流れ込み、オリーブの木、ご自宅、工場など浸水被害に遇ってしまったそうです。私たちは側溝に溜まったワラ(稲から籾を取った後にわらくずを細かくし田んぼに撒かれたもの)をかきだしました。台風19号の1週間後の豪雨でも水捌けが悪かった場所はまた浸水被害を受けたそうです。台風の時に側溝に泥がたまったままだったことが原因です。この清掃については特に行政等の支援はないため、自力かボランティアの力を借りて行うしかありません。

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水を含んで溜まってしまったワラ

被害は広範囲だったため片付けることは1人で完了できることではありません。時間も体力も気力も様々いります。現場ではオリーブプロジェクトに関わる県外のメンバーも応援に駆けつけ作業にあたっていました。高圧洗浄機で苗木を洗い、丁寧に葉っぱを拭いていました。

オリーブ加工場はすでにピカピカに清掃されていました。そこでは朝取れたオリーブからオイル作りが進められていました。私たちも大切な大切なオイルを試食。さらりとした舌触り、まろやかな味わいの中にオリーブ特有のピリリとした旨味も感じました。20kgの収穫のたった10%しか取れないとのこと。とても貴重です!今回は採れたてのオリーブの実の仕分け作業も行いました。本来なら収穫時期は1か月前。でも台風被のため、清掃作業との平行でなかなか思うように進められないのが現状です。

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試しにどうぞ、と搾りたてをいただきました

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さらっとして舌ざわりで美味しいオイル

参加者からは「一人ではなかなか進めることができない作業だと思う」「実際に作業してみて大変さを体感した」等の声が上がりました。

2日日も復旧作業に関わります。