「福島県いわき市で1日からできる復旧ボランティア」の活動2日目(11/22金)を終了しました。本日は雨の中、4名の参加者と活動を行い、ボラセン活動後には平窪地区の公民館で炊き出しのお手伝いもしてきました。
参加者からは…「初めて参加する方もいて気軽に参加できた」
「人と人のつながりを感じた」「自分にも”何か”できることを実感した」
など、声が聞かれました。現地での継続的な活動の重要性も伝えられた一日となりました。
▼ まだまだ終わらぬ、家屋清掃と家財運搬
今日は一階浸水をした一軒のお宅で清掃作業を行いました。床板、断熱材はすでに取り除かれてあとは家屋の清掃がのこされた作業でした。家の基礎にしみ込んだ泥を雑巾で拭いたり、たんすや仏壇等もまたつ会えるように綺麗に拭きました。食器も泥水に使ってしまったため漂白をし洗浄しました。
▼ 被災家屋からの家財の山は
町の中心部からゴミは減りましたがここの小川町の仮置き場には山の様なゴミがあります。家の前には土のう袋やまだ回収されていない家財が置かれたまま。市での回収があることですが、なかなか回収されていないのが現状だそうです。今回は軽トラックを借りて、家財道具を仮置き場に運搬しました。現在は仮置き場が小川町にしかないらしく、そこにはたくさんのトラックが出入りをしている姿が目立ちました。
▼ 憩いの場、公民館での支援配布
今日はパルシステム福島&ピースボート災害支援センターが行う「炊き出し」のお手伝いをしました。いわき市平の平窪では、夏井川の決壊と大雨により、床上浸水の被害を受けたお宅が多い地域です。そのため生活基盤がなくなり生活をより困難となっています。調理が難しいこともあり温かい食事で少しでもほっとしてもらおうという気持ちを込めて実施されている支援です。だれもが情報収集や地域の方とコミュニケーションが取れる場所して多くが利用されています。
メニューは炊き込みご飯(初めて50食分のアルファ米を調理しました!)、肉じゃが(昨年西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町で育ったタケノコ入り!=感動!!)、キャベツの漬物、お味噌汁です。食材はパルシステム福島より、調理はピースボート災害支援センターを中心にボランティアによって作られ、100名ほどに配布されました。
家の前には土のう袋やまだ回収されていない家財が置かれたままでした。市での回収があることですが、なかなか回収されていないのが現状だそうです。今回は軽トラックを借りて、家財道具を仮置き場に運搬しました。現在は仮置き場が小川町にしかないらしく、そこにはたくさんのトラックが出入りをしている姿が目立ちました。
▼ 今、何が必要なのか。「忘れないこと」。
マンパワーが重要な力仕事や家屋掃除も家庭によって、進み具合が異なります。親戚が友人が集まり早く作業ができたお宅もあれば、少しずつ災害ボランティアセンター(ボラセン)からのボランティアと作業を進めているなど、ボランティアの手は「今」も必要とされています。今日ボラセンでは、全国からの社協職員や個人のボランティアが目立つように感じました。いわきの復興の歩みに、みなさん力添えをお願いします!私たちが個人ができることは小さくても、少しずつ前進しています。もう発災から1カ月以上発ち、疲労はとっくにピークとなっています。よく忘れられてしまうこと、が一番怖い、と聞きます。人の想いに応えられるのも、人です。辛い、大変と思う人々の少しでも心の支えができる活動を最後まで続けていきます。
シャプラニールではボランティア受付は終了(11/24)しましたが、いわき市災害ボランティアセンターでは引き続き受入を行っています。詳しくは以下をご覧ください。