イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。

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皆さんは、児童労働と聞いて何をイメージされますか。現在、世界の子どもたちの10人に1人が、児童労働に従事しているといわれています。(ILO、2021年)児童労働の要因は様々で、貧困や飢餓、社会において教育の大切さや児童労働の弊害が認知されていない、といったことがあげられます。

2021年は、国連により定められた児童労働撤廃国際年です。今なお約1億6,000万人(ILO、2021年)の子どもたちが働いているという現状を変え、子どもたちの未来を守るため、国際社会が一丸となってより一層のアクション(行動)を起こすことが求められています。この児童労働撤廃国際年と児童労働反対月間である6月に合わせ、児童労働について考えるオンラインイベントを開催します。

今回は児童労働の問題に取り組むCL-Net(児童労働ネットワーク)、認定NPO法人テラ・ルネッサンスと共催し、世界の児童労働の現状、児童労働ネットワークやNGOそれぞれの立場でどのような取り組みを行っているのかお伝えします。日本、ウガンダ、バングラデシュを繋ぎ、現場からの声をお届けします。
児童労働について「知る×伝える×行動に起こす」ためのきっかけとしていただくため、多くの皆さまの参加をお待ちしています。


児童労働反対月間オンラインイベント
「知る×action~子どもたちの未来を守るのは私たち~」

日時2021年6月25日(金)19:00-21:00 ※終了
会場: オンライン(ZOOM を利用)
登壇者
児童労働ネットワーク(CL-Net)  杉山綾香氏
認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事長  小川真吾氏
シャプラニール バングラデシュ事務所所長  内山智子
トークセッションファシリテーター:シャプラニール 海外活動グループ  宮原麻季

定員:450 名

参加費:無料(500 円、1,000 円、2,000円の寄付付きチケットもお選びいただけます。)
※頂いたご寄付は、CL-Net、テラ・ルネッサンス、シャプラニールの活動のために役立てさせていただきます。

主催:認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
共催:児童労働ネットワーク(CL-Net)、認定NPO法人テラ・ルネッサンス

ご案内事項:
・参加にはPCまたはスマートフォンが必要となります。
・シャプラニールから送られるURLをクリックし、パスワードを入れるだけで簡単に参加することができます(スマホの場合は事前にアプリをインストールする必要があります)。
・安定した通信環境があることをお勧めします。
・通信データ量は300MB/時間程度となります。
・入室の際はマイクをミュートにしてください。
・可能な範囲でカメラをONにしてご参加ください。

以下の「オンライン講座に申し込む」ボタンからお申し込みいただくか、下記のお問合せ先まで、お名前/ご連絡先(電話/E-mailアドレス)をご連絡ください。

※お支払い方法は、Peatixによる事前決済(クレジットカード払い・コンビニ払い)となります。お申込み後、参加者の都合によるキャンセルでの返金は致しかねますのでご了承ください。
※Peatix経由でのお申込みが難しい場合は以下までお問い合わせください。
連絡先アドレス:event@shaplaneer.org
【締め切り】2021年6月24日(木)23:55までチケットの購入が可能です。※終了

6/25(金)オンライン講座に申し込む
お問合せ先
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 担当:京井・鈴木
TEL:03-3202-7863  E-mail:event@shaplaneer.org


1. 講演

1. 世界の児童労働の現状/児童労働ネットワークとしての役割

<講師>児童労働ネットワーク(CL-Net) 杉山綾香(すぎやま・あやか)氏
杉山綾香さん写真
1988 年埼玉県生まれ。明治学院大学国際学部卒。中学時代をインド ニューデリーで過ごし、同年齢やそれ以下の子どもが働いている姿に衝撃を受ける。大学在学中に ACE にてボランティアや学生チームとして活動に参加。大学卒業後、塾講師を経て、2015 年より ACE スタッフに。他のNGO や労働組合と共に児童労働に関する意識啓発・政策提言活動を行うほか、国際協力関係イベントへの出展やワークショップ、講演等を通して市民への啓発活動を行っている。ACE オリジナル教材を活用したワークショップの実施経験が豊富で、学校などの教育機関や消費者団体を始めとする数多くの団体でファシリテーターを務める。ワークショップを通じて、これまでにのべ 3,500 人以上に児童労働問題を伝えてきた。
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2. 最悪の児童労働の形態
~ウガンダ・コンゴ民主共和国における子ども兵の社会復帰と自立支援~

<講師>認定NPO法人テラ・ルネッサンス 理事長  小川真吾(おがわ・しんご)氏
小川真吾
1975年和歌山県生まれ。学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。大学卒業後は、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに取り組む。2005年より、ウガンダに駐在し元子ども兵社会復帰支援プロジェクトを実施。帰国後、2011年3月より、テラ・ルネッサンス理事長に就任。現在は、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立支援に関わりながら、理事長として、テラ・ルネッサンス全般の経営を担う。著書に『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)、『ウガンダを知るための53章』(明石書店)がある。
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3. 目に見えない児童労働
~バングラデシュで家事使用人として働く少女たち~

<講師>シャプラニール バングラデシュ事務所所長  内山智子(うちやま・ともこ)
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2018年10月にシャプラニール入職。住民やカウンターパートと共に、課題に向きあい、私たちは何をすべきかを真剣に議論する姿勢は、シャプラニールの大切な価値だと考えている。バングラデシュの事業統括を担当。

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2. トークセッション

昨今のCOVID-19拡大の影響、児童労働をなくすために社会に求められていること、市民の立場でできること等をお話します。


3. レッドカードアクション写真撮影

児童労働への反対を表明するため、毎年開催しているレッドカードアクション。今回のイベントでも、参加者の皆さまに協力いただき写真撮影をしたいと思います。

◆参加方法
(1) 事前にシャプラニールから送られてくるレッドカード画像をダウンロード
(2) スマートフォンにレッドカード画像を表示。難しい場合は児童労働への反対のメッセージを込めてポーズをとる(NOのサイン等)
(3) 写真を撮る
※撮影した写真は後日シャプラニールのウェブサイト、SNS等で発信させていただきます。
昨年のレッドカードアクションの様子はこちら

※日本国内のレッドカードアクションは児童労働ネットワークが主催しています。「ストップ!児童労働キャンペーン2021」は6月1日から6月30日までの期間で実施されます。

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