引き続き、10月4日にバングラデシュ国境近くのテクナフ郡シャムラプールを再訪した藤﨑文子職員からの現地の最新情報をお伝えします。(10月4日シャムラプール再訪 前編はこちら)
少し話をしていると、たくさん人が集まってきてしまうため最大でも5分くらいしか同じ場所にいられません。
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私の手を取り、どこからやってきたのか、子どもはいるのかと尋ねてくれたおばあさん
地元の人の軒先に身を寄せている家族たち。ここには6家族がいました。
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地元の民家の軒先に身を寄せる人々
昨日(3日)に生まれたばかりの双子の赤ん坊。赤ん坊はやや小さいものの、母子ともに元気そうでした。このような困難な状況の中でも、新しい命が誕生しています。
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生まれたばかりの双子の赤ん坊
今回の視察は、まず入口にいた軍の若いオフィサーとIOM(国際移住機関)に断りを入れて開始しました。前回9月29日に訪れた時よりも、登録や支援が体系的に行われるようになっており、人々の生活も到着直後の混乱がおさまり落ち着いてきているという印象を受けました。一方で、9月末にやや落ち着いていた人々の流入が10月になって再び増えているとの報道があります。
シャプラニールでは、日々状況の変わる現地で有効な支援を行うためのさらに調査を現在行っています。(現在行っている支援はこちら)
引き続き、募金および情報シェアのご協力をお願いします。
また、チラシを作成しましたので、ぜひ学校・職場・地域での募金呼びかけご協力をお願いいたします。(募金チラシダウンロードはこちら)