シャプラニールの設立は1972年9月1日。おかげさまで本日、47周年を迎えることができました。
日頃より支えてくださっている皆さま、ありがとうございます。
日頃より支えてくださっている皆さま、ありがとうございます。
ミッションを掲げ、その達成に取り組むNPO/NGOにとって、活動の年数が長いこと(ミッションが達成できていないこと)が一概にほめられることにもならないのですが、バングラデシュの独立直後から「市民による海外協力」を標榜し、数えきれない市民が活動にかかわってきたことは私たちの誇るべき点だと思っています。
全世界的にVUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)の時代といわれる中、私たちの活動地でもテロや災害が相次いだり、私たちの国においても貧困や災害をはじめとして社会不安が醸成されています。
いちNGOで何ができるかと気持ちがそがれることもありますが、国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」の17.17ターゲット*にも掲げられている多くのセクターとのパートナーシップ、特に市民の協働をより一層進めながら、ミッション達成に向けて活動を続けていきます。
シャプラニールでは貧困のない社会をめざして、2020年までの活動の方向性を中期ビジョンとして策定しました。その中にも市民協働について謳っています。たくさんの方々の活動へのご参画をお待ちしています。
2019年9月1日
代表理事 坂口和隆
シャプラニール中期ビジョン(2016-2020)より