11月20日は世界こどもの日
国際協力NGOがなぜカレー?
児童労働削減や教育格差の是正など「子どもの権利を守る活動」に取り組むNGOです。
根本的な問題解決のために「人」に向き合いながら、もうすぐ50周年を迎えます。
南アジアといえば、カレー。日本の私たちの食卓にもよく登場するカレー。
バングラデシュ、ネパールではカレーがメイン料理。朝昼晩カレーも珍しくありません。
こうした南アジアが持つ豊かな食文化や生活を知ることで、多様性を認め合い、共に生きる社会をつくっていきたい。
そのような思いから、ベンガルカレー作りワークショップや、ベンガルカレースパイスセットの販売も行っています。
子どもの権利を知ろう
世界・日本の子どもたちにおきている現状と「子どもの権利」について知り、今私たちに何ができるのかを一緒に考えてみませんか。
INDEX.
01. カレーな著名人インタビュー!
02. 子どもの権利条約をご存じですか?
03. 子どもの権利を守る活動
04. おいしい・たのしい!カレー&スパイスイベントに参加しよう!
05. プレゼントキャンペーン実施中!
01.
カレーな著名人にききました
カレー界の著名人たちが語る!今回はカレー界で話題のあの方にもお話を伺い、カレーの魅力や、ご自身で取り組む社会へのグッドアクション、子どもの今・未来へのメッセージをいただきました。
小宮山雄飛さん
ミュージシャン、カルチャー・グルメ評論家、カレー愛好家、渋谷区観光大使
音楽とカレーの意外な共通点を発見!渋谷で生まれ育ったミュージシャンが考える、大人にとっても子どもにとっても良い街、より良い社会とは。≫続きはこちら
<小宮山雄飛さんインタビュー>
1.カレーとのかかわり
・少年時代、カレー屋で「未知との遭遇」
2.より良い社会のためのアクション
・地域と観光客をなだらかにつなぎたい
3.子どもが自分らしく生きられるように
・親が「親である感覚」を持つこと
[最初からよむ]
NAOTOさん
ヴァイオリニスト、日本スープカレー協会広報宣伝担当理事
溢れるカレーへの愛、「金髪のヴァイオリニスト」がスープカレー界を盛り上げる!福島県須賀川市の子どもたちと築いた8年間の絆、悩み続けた過去とは。≫続きはこちら
<NAOTOさんインタビュー>
1.カレーとのかかわり
・スープカレー協会理事就任への道!
2.より良い社会のためのアクション
・福島県須賀川市の子どもたちとの8年の絆
3.子どもが自分らしく生きられるように
・かっこわるくても夢中な姿を見せる
[最初からよむ]
印度カリー子さん
スパイス料理研究家
現役東大院生、全人口の上位2%のIQを持つ人たちの国際グループMENSAの会員といった異色の経歴を持つ若き料理研究家の夢とは?≫続きはこちら
<印度カリー子さんインタビュー>
1.カレーとのかかわり
・誰かのために作る「スパイスカレー」
2.より良い社会のためのアクション
・社会福祉法人「はらから」と共に
3.子どもが自分らしく生きられるように
・人生が180度変わることがあるよ
[最初からよむ]
02.
子どもの権利条約をご存じですか?
「子どもの権利条約」では、子ども(18歳未満)を権利の主体ととらえ、おとなと同じく、一人の人間としての権利を認めています。
また、おとなよりも社会的に弱い立場にいる子どもたちは保護などの権利を定めています。
条約は54条から成り、大きく以下の4つの子どもの権利を守るように定めています。
1. 生きる権利
すべての子どもの命が守られること
2. 育つ権利
もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療や教育、生活への支援などを受け、友達と遊んだりすること
3. 守られる権利
暴力や搾取、有害な労働などから守られること
4. 参加する権利
自由に意見を表したり、団体を作ったりできること
「子どもの権利」専門家に聞きました
今注目すべき、子どもの権利に関する国内・海外の課題 その1
認定NPO法人国際子ども権利センターの代表理事として、国内外で子どもの権利擁護の活動をけん引してきた甲斐田万智子さんに、日本でも大きな社会問題になっている児童虐待や、海外と日本の子どもの課題の共通点などについてお話を伺いました。≫続きはこちら
<INDEX>増え続ける日本の児童虐待/子育ての力を磨く「ペアレンティング」/教育現場も変わらなければならない/子どもの問題に関する海外と日本の共通点・異なる点/子どもの権利の分野で後れを取る日本他
>インタビュー全文を読む
「子どもの権利」専門家に聞きました
今注目すべき、子どもの権利に関する国内・海外の課題 その2
日本の不登校の子どもたちの居場所をつくっている特定非営利活動法人東京シューレ理事・事務局長の中村国生さん。日本のフリースクールの不登校の子どもへの取り組みや、「子どもの“働く”権利」を訴えるペルーで働く子どもたちについてお話を伺いました。≫続きはこちら
<INDEX>フリースクールを知っていますか?/働く権利を主張するペルーの働く子どもたち/条約に批准したことで悪化した環境/ナソップが目指し取り組んでいること/多様な学びが選べる社会を目指して他
>インタビュー全文を読む
※こちらのイベントは終了しました。
もっと知りたい人は「子どもの権利条約フォーラム2019」に参加してみよう!
子ども・ユース・おとなが共に「自分らしさ」について考える2日間です。トークセッションではタレント・声優の春名風花さんも登壇!
日時:2019年11月16日(土)・17日(日)
会場:文京学院大学(東京都文京区向丘1丁目19-1、最寄駅:東京メトロ南北線、「東大前駅下車(2番出口)徒歩0分)
参加費:無料
詳細・申し込み:http://crc-forum.net/
主催:子どもの権利条約フォーラム実行委員会
シャプラニールは「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」に賛同しています。
03.
シャプラニールの「子どもの権利を守る活動」
シャプラニールは現在の中期ビジョン(2016-2020年)の重点分野のひとつとして「子どもの権利を守る活動」をあげています。私たちは子どもの権利の中でも成長を阻害する「児童労働」の削減と、健全な発達や社会参加に欠かせない「教育」について、とりわけ行政やNGOの支援から取り残された子どもたちや地域を対象とした活動を行っています。
バングラデシュ統計局の報告では、現在バングラデシュには家事使用人として働く少女が約33万人いるとされています。彼女たちは、閉ざされた室内で働くことを強いられ社会の目が届かず、弱い立場にあり、教育の機会や子どもの権利を奪われています。
シャプラニールでは少女のための支援センターを運営し、基本的な読み書きや保険衛生や性の知識などの習得を支援するとともに、少女たちの現状を広く社会へ訴えることで、児童労働の根本的な解決を目指しています。
>もっと詳しく
バングラデシュにはベンガル人以外に複数の先住民族が暮らしていますが、その多くがベンガル人によって差別を受けています。
より最も数が多く、多くの支援が入っているのはチッタゴン丘陵地帯に住むジュマという民族ですが、シャプラニールはまだ支援の手が入っておらず、ジュマの次に数が多いサンタルという先住民への差別がなくなるよう、地域、学校、政府へ働きかけています。
>もっと詳しく
シャプラニールの「社会を変えるアプローチ」
私たちはバングラデシュやネパールといった南アジアと日本で、社会や他の援助団体の支援から「取り残された人々」への支援や「取り残された課題」に取り組んでいます。また、その周辺にいる人々や組織へも働きかけ、市民一人ひとりの意識と行動を変えることで、「社会を変えていく活動」を重視しています。(私たちの使命についてはこちらのページをご覧ください。)
「取り残された⼈々」への⽀援だけでなく、住⺠・⾏政の⾏動に変化を起こし「誰も取り残さない」社会をつくるための⽀援を通じて、すべての人が持つ豊かな可能性が開花する社会を目指しています。
【現地駐在員レポート】バングラデシュ、ネパールから「子どもの権利を守る活動」についてレポートをお届け!
家事使用人として働く少女支援プロジェクト
バングラデシュ事務所長 内山智子(うちやま・ともこ)
「子どもの権利週間にシンポジウム開催!」
バングラデシュでは今年10月7日~14日が子どもの権利週間でした。これに合わせてNGO7団体協働で様々なキャンペーンを実施しました。初日は子どもたち約500人を招待したシンポジウムを開催。シャプラニールが支援する家事使用人として働く少女たちも招待され、めいっぱいおしゃれをしてきてくれました。≫続きはこちら
「タスリマが笑わない理由」
これは家事使用人として働く1人の少女のストーリーです。タスリマ(15歳)は小学校5年生の11歳の時に、ダッカで働き始めました。タスリマは小学校の卒業資格をもっていません。村での彼女はとても成績が良く勉強が大好きでした。この先も勉強をがんばるんだと期待を膨らませ、卒業試験では各科目、順調に受けていました。それがある日、明日で最後の1科目という日のこと…≫続きはこちら
「地道にそして着実に社会を変える-家事使用人の少女啓発CMを放映」
バングラデシュの子どもの権利週間にあわせて「児童労働に従事する家事使用人の少女支援」の啓発CMを放映しました。CMの最後に「子どもの夢を守る、シャプラニール」とクレジットが入っています。≫続きはこちら
児童労働の予防・削減プロジェクト
ネパール事務所長 勝井裕美(かつい・ひろみ)
「地方から児童労働を減らすために – 子どもの送り出し地域で約600世帯を対象に実態を調査」
ネパールでは2024年までにあらゆる形態の児童労働を撤廃しようという野心的な目標を掲げています。シャプラニールは今年、児童労働の送り出し地域であるモナハリ村という地方部で児童労働削減の活動を開始するための事前調査を進めています。聞き取り調査の結果、行政のモニタリングが機能していない、貧困だけでなくその他の要因でリスクが高まっているということが見えてきました。≫続きはこちら
04.
おいしい・たのしい!カレー&スパイスイベントに参加しよう!
【イベント情報その1】
バングラデシュのカレーを作るワークショップを開催しよう!
シャプラニールがあなたの街で出張カレーワークショップを開催します!過去に何度も開催され好評をいただいているこのワークショップ。日本のカレーとは一味違ったスパイスから作る本格的なカレーをみんなで楽しく作って、食を通じてバングラデシュの文化や児童労働の問題について学んでみませんか?
※ご希望に応じて「サリーの着付け体験」なども実施できます。
※交通費、講師謝礼(5000円~)、キッチンレンタル料や材料費(一人約3000円)等は申込者様のご負担でお願いしています。
※ワークショップはキャンペーン終了後も通年受け付けています。
<お申し込み方法>
申込書(Word形式)をダウンロードし、ご記入の上、事務局までFAX(03-3202-4593)またはE-MAIL(event@shaplaneer.org)にてお送りください。ご連絡いただいた希望日程や内容について確認・調整の上、折り返しご連絡いたします。お申込書(Word形式)をダウンロード
【お問い合わせ先】
不明点などあればお気軽にお問合せ下さい。
特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 担当:小松
TEL:03-3202-7863 FAX:03-3202-4593 E-MAIL:event@shaplaneer.org
【イベント情報その2】※こちらのイベントは終了しました!
サリーを着て楽しむチャイのお茶会!11月16日(土)開催
サリーを着て、スパイスを効かせたバングラデシュのスイーツを召し上がれ♪
インド・バングラデシュなど、南アジアの女性が身にまとう民族衣装のサリーの着付けを学び、スパイスを使ったバングラデシュのスイーツ、キール(ミルク粥)とチャイ(ミルクティ)を楽しむお茶会を開きます。
色鮮やかなサリーをまとって、南アジアの文化を楽しみながら、その国が抱える課題について一緒に考えましょう!
【日時】2019年11月16日(土)13:30~15:00
【場所】早稲田奉仕園 スコットホール2階 222号室[地図](東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内)
【アクセス】東京メトロ東西線 早稲田駅 徒歩5分/副都心線 西早稲田駅 徒歩8分
【定員】15名 【参加費】一般:800円 会員:500円(当日入会で参加費割引あり)
05.
プレゼントキャンペーン!
【プレゼント情報その1】※こちらのプレゼント応募は終了しました
シャプラニールのSNSをフォロー&シェアでカレー著名人からのグッズをプレゼント!
子どもの権利を知ろう!キャンペーン期間中、シャプラニールのSNSをフォロー&ハッシュタグ「#なんでカレー」が付いた投稿をシェアしてくれた方全員を対象に、抽選でカレー著名人サイン入りグッズをプレゼントします。
・ミュージシャン 小宮山雄飛さん:サイン入りカレーレシピ本「カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー」1名
・ヴァイオリニスト NAOTOさん:サイン入りCD「Polyvalent」1名
・スパイス料理研究家 印度カリー子さん:サイン入りカレーレシピ本「私でもスパイスカレー作れました!」1名
<プレゼントキャンペーンのエントリー方法>
(1) シャプラニールのTwitterアカウントをフォロー、またはFacebookページに「いいね」しよう。
(2) シャプラニールのTwitterまたはFacebookアカウントから投稿されたハッシュタグ「#なんでカレー」が付いた写真や投稿をRT・シェアしよう!
(3) 上記(1)(2)が完了したら、シャプラニールのSNS宛にDMまたはメッセージで希望のプレゼントをご連絡ください。
<シャプラニールのSNSアカウント>
<当選発表について>
キャンペーン期間終了後、プレゼントに当選した方にシャプラニールからSNSのDMまたはメッセージで通知いたします。また当選通知の際に、当選者の方に対し、発送に必要なお届け先情報(お名前、郵便番号・住所)を別途お伺いします。なお、当選者の方への当選のご通知をもって発表に代えさせていただきます。
※当選発表は2020年1月頃、当選者への賞品の発送は2020年2月頃を予定しています。
※賞品を譲渡(転売、オークション出品を含む)しないことが応募・当選の条件となります。
※個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。
【プレゼント情報その2】
マンスリーサポーター入会でカレースパイス&スプーンのセットをプレゼント!
マンスリーサポーターは、子どもの権利を守る活動をはじめとするシャプラニールの活動を支援する、月額1,000円からはじめられる継続寄付制度です。
貧困問題は、一時的な援助では解決できません。私たちの支援活動は、皆さまの安定的な継続支援があってこそ続けられることができます。ぜひ、一日約30円からのご支援をお願いいたします。
2019年10月10日~2020年1月31日の期間内、入会してくださった先着80名の方に、大好評の「ベンガルカレースパイスセット」とフェアトレードの「真鍮のスプーン」をプレゼントいたします!
お申し込み方法はクレジットカードまたは口座からの引き落としから選べます。下記ボタンからお申し込みください。
<マンスリーサポーターになると>
・バングラデシュ・ネパールの駐在員から直接現地の様子をお伝えするお手紙が届きます!
・会報誌「南の風」を年4回、SNSでも随時最新情報をお届けします。
※シャプラニールは認定NPO法人です。当会へのご寄付は寄附金控除などの税の優遇措置の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。
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キャンペーンに関するお問い合わせ
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会 広報グループ
Tel: 03-3202-7863 press@shaplaneer.org