国際協力NGOシャプラニールでは国内最大級のはがき寄付キャンペーン「あなたのはがきが、だれかのために。」を実施しています。
届いたはがきは日本で換金したあと、バングラデシュの家事使用人として働く少女たちへの支援、ネパールの洪水の多い地域での防災・減災の取り組みや、日本国内で在住外国人の方に向けた多文化共生への取り組みなどのシャプラニールの支援活動に役立てられます。
集めているもの(寄付になるもの)
- 未投函の郵便はがき
- 余った年賀はがき・
書き損じた年賀はがき - 未使用切手・
使用済み(消印あり)切手
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《 ほかにもこんなものを集めています 》
外貨、商品券
貴金属類(金・銀・ダイヤ・プラチナなど)
スマートフォン(送る場合は初期化ください)
テレフォンカード -
※はがきは未投函のものであれば、古い額面のものも対象です。
※往復はがきや郵便書簡、海外の切手も受け付けています。
キャンペーンに参加するには?
- 封筒などに入れて、シャプラニール事務所までお送りください。
- 1.集める
はがきや切手を集める。 - 2.まとめる
封筒、箱ににまとめて梱包する。 - 3.送る
シャプラニールに郵送する。
1.未投函のはがき、未使用 使用済み切手を集める。
2.封筒、箱ににまとめて梱包する。
3.シャプラニールへ郵送する。
- 〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2−3−1 シャプラニール
「はがきキャンペーン」WEB係
※キャンペーン終了後もはがきは通年で集めています。上記住所へ送りください。
※はがき等は国内で換金後、シャプラニール全般の活動に活用いたします。
シャプラニールが取り組んでいること
2024年7月、政府への抗議運動が発展し首相の退陣で歴史的な政変が起った直後、各地で広範囲の大洪水が発生し大きな被害がありました。シャプラニールはこうした政治的な混乱の最中でも、より良い社会の発展をめざす人々とともに活動を継続してきました。現在は、首都ダッカで働く子どもが通う支援センターの運営や、洪水常襲地帯で防災能力の向上を通じた子どもたちが安心して成長できる地域防災などの取り組みを行っています。
例えば、85円の年賀はがき10枚(約700円のご寄付)少女たちが読み書きを学ぶ授業の1日の実施費用相当に。
例えば、63円の旧年賀はがき10枚(約1,000円のご寄付)支援センターで必要な教材等の購入費1.5人分(1年分)の費用相当に。
首都ダッカ市内に
支援センターを2つ開設しました
シャプラニールは2006年に「家事使用人」として働く少女への支援を開始。バングラデシュには、他人の家で、掃除、洗濯、雇用主の子どもの世話などを担う少女たちが30万人以上いるといわれています。
シャプラニールの運営する「支援センター」には、家事使用人として働く少女たちが一日数時間通ってきます。少女たちにとってセンターは、読み書きや基礎的な計算、また将来の職業の選択肢を広げるための技術研修を学べる場所であり、同時に同年代の少女たちが「子どもらしい時間」を安心して過ごせる場所でもあります。
8月の政変の影響で行政職員の入れ替えもあり、新センターの開設が遅れましたが、政府公務員住宅が多い地域に無事に開設することができました。およそ2,500世帯に支援センターの周知や家事使用人を雇う家庭への訪問など、行政と地域住民への働きかけができるようになりました。
ミナさん(仮名、11歳、前列右)
「お母さんが家を出ていったから長女の私が働くことになったの。雇い主の家には9カ月の赤ちゃんがいるから私が面倒をみないとならないし、毎日朝6時に起きて夜11時半まで働かないといけない。でもセンターでは2時間自分の時間があって、絵を描いたり、友達と遊んだりできるからとても楽しいです。」
ファリダさん(仮名、17歳、写真左)
「5年生までは小学校に通っていましたが、父親に借金があったため家事使用人として働かなければならず、卒業試験は受けられませんでした。センターに通えるようになり、またこんな風に友達と話したり、もう一度勉強ができるようになるとは思いませんでした。これからは刺繍や裁縫も習ってみたいです。」
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どんなはがきが寄付の対象になりますか?
年賀状、かもめ~る、往復はがき、寄付付きはがきなどの未投函・書き損じた郵便はがきです。(郵便書簡や航空書簡なども可)ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
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古いはがきでも大丈夫ですか?
はい。額面が85円以外の古いはがきであっても、未投函の郵便はがきであれば問題ありません。
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絵はがきは集めていますか?
いいえ、私製のはがきは対象外となります。郵便はがきで、かつ未投函のはがきが対象です。
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宛先など個人情報が記載されているものはどうすればよいですか?
届いたはがきは厳重に管理し、当会にて仕分け後、郵便局に直接持ち込みます。不安な場合はお手数ですが、個人情報の部分をマジック等で塗りつぶしてからお送りください。
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キャンペーン期間中に送らなければならないのですか?
いいえ。キャンペーン期間に集中して皆さまに募集を呼びかけておりますが、はがき・切手のご寄付は通年受け付けています。いつでもシャプラニール事務所までお送りください。
はがき寄付者の方から多くの応援メッセージをお寄せいただきました!
青森県民生活協同組合、 生活協同組合コープ自然派(京都・奈良・おおさか・兵庫)、グリーンコープ生活協同組合(ひょうご・おかやま)、グリーンコープかごしま生活協同組 ほか多数
はがき・切手を集めるキャンペーンにご協力いただける
企業・団体を募集中!
お問い合わせはこちらから。
《 配布用のチラシをダウンロードする 》
「はがき1枚」でもかまいません。
どうか皆さまのご協力お願いいたします!
今すぐはがきを送る
どうか皆さまのご協力お願いいたします!
社会には経済発展や公的な支援からに取り残されている人たちがいます。
シャプラニールは、ただモノを提供する「援助」ではなく、また何かを強制するのではなく、地域の人々の思いに寄り添いながら、「共生」できる社会の実現をめざした活動を続けています。
最終的に日本の私たちの支援が必要なくなるよう、根本的な問題の解決をめざしています。
受賞・表彰
- 吉川英治文化賞(1985年)
- 東京弁護士会人権賞(1989年)
- 外務大臣特別表彰(1989年)
- 毎日国際交流賞(1993年)
- 朝日社会福祉賞(2005年)
- 沖縄平和賞(2012年)
- ピースアワードHIROSHIMA(2013年)
- エクセレントNPO大賞(2014年)
- 日本パートナーシップ大賞優秀賞(2015年)
- アーユスNGO新人賞(2017年・2023年)
- かめのり賞特別賞(2023年)
- SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞(2024年)
教科書・書籍掲載
- 「楽しく学ぶ 小学生の地図帳」(2024年 発行者:帝国書院)
- 「ドラえもん探究ワールド スペシャル SDGsでつくるわたしたちの未来: いっしょに考えよう!17の目標」(2021年 発行者:小学館)
- 「中学社会 公民 ともに生きる」(2021年 発行者:教育出版)
- 令和3年度版「社会科 中学生の公民 よりよい社会を目指して」(2021年 発行者:帝国書院)
- 高校英語教科書「Power OnⅡ」教師用指導書(2018年 発行者:東京書籍) など多数
4つの重点分野で、
社会のさまざまな制度や仕組みから
「取り残された人々」を
支援しています。
活動重点分野1子どもの今を支え、明日を守る活動
バングラデシュやネパールには成長・発達、保護、参加といった基本的権利を享受できない子どもたちが多く存在します。シャプラニールは子どもの権利の中でも成長を阻害する「児童労働」の削減に取り組んでいます。また子どもの権利保護が守られる政策の法制化などをめざし、アドボカシーを強化した活動をしています。活動重点分野2災害に強い地域をつくる活動
災害に対応する術を持たず、危険な地域に住まざるを得ない社会的・経済的に厳しい状況に置かれている人々が大きな被害を受けています。自然災害の発生を止めることはできませんが、日ごろからサイクロンや洪水の被害を軽減する防災活動を行政・コミュニティ・個人レベルで進め、災害に強い地域づくりに取り組んでいます。活動重点分野3社会からの孤立を防ぐ活動
さまざまな理由からコミュニティとの接点がない、もしくは接点を見いだせずに社会から孤立してしまう人々に寄り添う活動を行います。例えば、日本国内で急増する在住外国人がよりよく暮らしていけるような支援や、バングラデシュ・ネパールで孤立が進む若者へ社会参加を促すような取り組みを模索しています。活動重点分野4市民同士のつながりを促す活動
誰でも自分に合う方法でシャプラニールの活動に参加できるボランティアメニューの提案、社会課題解決に取り組む市民やグループなどが学び、刺激し合う場づくりの提供を通じ市民同士のつながりをさらに発展させていきます。フェアトレードへの取り組みでは、生産者と消費者だけの関係に留まらない、フェアトレードの深化をめざし、販売協力者となるクラフトリンクパートナーの拡大を進めています。皆さまから送られたはがきや切手は、日本で換金したあとシャプラニールのすべての活動に役立てています。
はがき1枚からご寄付を受け付けています。ぜひご協力お願いします。
マンスリーサポーター制度
マンスリーサポーターとは、1日約30円(月々1,000円)からのご寄付を通じてシャプラニールの活動を支援いただける制度です。 貧困問題は、一時的な援助では解決できません。安定的な継続支援があってこそできる私たちの活動を、どうぞマンスリーサポーターとして支えてください。
上記以外にも・・・
いつでもできる、身近な支援があります。
不要なものを寄付して国際協力
書き損じはがき以外にも、本やCD、旅行で余った外貨紙幣、こわれたアクセサリーなど不要になったものの寄付を海外協力に活かす「ステナイ生活」では、通年で不要品の寄付を受け付けています。
【寄付になるもの】 はがき(書き損じ、未投函)・切手(未使用、使用済み)・本・CD・DVD・ゲーム、貴金属・金券・外国紙幣・テレホンカードほか多数
フェアトレード商品を買う・販売する
バングラデシュやネパールの暮らしに息づく伝統や文化、身近にある素材を大切にして、心を込めて作られた手工芸品を日本で販売しています。お買い物を通じて南アジアの生産者の暮らしを支える「いちばん身近な海外協力」です。 ミニカタログやオンラインショップ購入できます。またクラフトリンクパートナー制度を利用して、あなたの地域のイベントや職場・文化祭などで販売することも可能です。
イベントに参加する
国際協力や多文化共生について学ぶ講座やワークショップなど、オフライン・オンラインのイベントを開催しています。現在開催予定のイベントをチェックして、お気軽にご参加ください!