日本に住む外国人が取り残されない社会を実現するために 

こんにちは、今回、クラウドファンディングの呼びかけ人の、菅野冴花です。現在、シャプラニールでは、日本で暮らす外国人の方々が取り残されない社会をつくるべく、活動を2021年より進めています。

今後、さらに、交流の場・居場所づくりと生活支援を強化したいと考えており、無料食料配布「フードパントリー」での生活相談会の継続実施や、地域の交流スペース開設に向け、クラウドファンディングサイト「For Good」を通じて、ご協力を呼びかけることになりました。 

日本に住む外国人の人々が、日本社会で必要な行政の仕組みにアクセスし、サポートを受けることができるよう、そして、周囲の日本人にためらいなく相談ができるよう、皆さまのお力を貸しください。

ご寄付は、以下のクラウドファンディング公式サイトからお申し込みください。

【クラウドファンディング実施期間】
2023年3月17日(金) 〜2023年5月15日(月) 23時59分まで 

【目標金額】
150万円 

【目的】
フードパントリー・生活相談会を通じた在住外国人の生活上の課題の解決を進め、 国籍にかかわらず、地域の誰もが利用できる交流スペースを開設します。  

1.  生活支援の実施 

これまで取り組んできた無料食料配布「フードパントリー」、生活相談会を、新宿区内の支援団体との協力体制を強化し、さらには地域の市民ボランティアの協力を拡大させながら継続実施していきます。現在も「COVID-19をきっかけに失業し、このままだと在留資格の更新が厳しい」と未だ生活が不安定な状況にある相談者もいます。また、こうした状況にもかかわらず、急激な物価高騰の影響により、彼らの生活がさらに厳しくなり、格差が拡大する可能性が指摘されています。 

食料を配布しながら生活での困りごとを伺う

2. 居場所づくり 

情報の提供、相談場所として在住外国人がいつでも気軽に立ち寄れる交流スペースをつくります。ここでは在住外国人と地域住民とが交流し、つながれるような機会をつくるとともに、現状・ニーズ把握などもできる場所として運営していきます。これまでのフードパントリー・生活相談会から、ご近所レベルでの助け合いができる社会の仕組みづくりが必要であること、さらにはこうした社会の現状を受け入れる日本社会の意識変容は不可欠だということが分かりました。地域の拠点となり双方向のコミュニケーションが行われる交流スペースづくりに取り組みます。 

日本の方とネパールの方との交流イベントの様子

担当・菅野からのメッセージ

皆さんも、コンビニで、レストランで、学校で、役所で、病院で、バイト先で等、日々の生活の中で外国人の方と出会う機会が多くなってきているかと思います。彼らの中には日本で生活していながらも、日本社会/日本人との接点があまりなく、大なり小なり課題に直面した際に、頼れる先/人がいない人も少なくありません。
そのため、そのような日本に住む外国人の人々が、日本社会で必要な行政の仕組みにアクセスし、サポートを受けることができるよう、そして、周囲の日本人にためらいなく相談ができるよう、ぜひ皆さまからのお力を貸していただけないでしょうか。

彼らが地域とつながりコミュニティに参加することができるような、また、言葉や文化の違いを障壁ではなく可能性として捉えられるような共生社会をめざして、シャプラニールはチャレンジを続けていきます。

問い合わせ先

認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
担当:鈴木 Email:membership@shaplaneer.org

※上記の経費300万円のうち、ファーストゴールとしてクラウドファンディング目標額を150万円とさせていただきます。
※いただいたご寄付は本活動の経費の一部として、大切に役立てさせていただきます。 
※24年度以降の活動経費にも使う可能性があります。 
※活動を実施するために必要な事務局運営費にも一部充てさせていただきます。
※シャプラニールは、東京都の「認定NPO法人」の認定を受けた団体です。ご寄付をお寄せくださった方々は、税法上の優遇措置(寄附金金控除等)を受けることができます。