バングラデシュ復興農業奉仕団

1972年、「バングラデシュ復興農業奉仕団」として日本の青年ボランティアが50数名現地を訪ねたことからシャプラニールの歴史ははじまり、おかげさまで本日、48周年を迎えました。

これまで数えきれない市民の参画により活動を続けられてきました。あと2年で50周年を迎えますが、「すべての人びとがもつ豊かな可能性が開花する社会の実現」という壮大なミッションの達成には残念ながらまだまだ時間がかかりそうです。

COVID-19の感染拡大に伴い、ここ半年ほどは バングラデシュ、ネパール、日本での活動もかなり制限されています。加えて財政的な危機も抱えながら現地での緊急救援活動を展開してきました。そんな中、クラウドファンディングや夏期募金などを通じて非常に多くの市民や団体が支援をお寄せくださいました。あらためまして深く御礼申し上げます。

海外協力は誰もが現地での直接的な活動に取り組めるわけではありません。 フェアトレードやステナイ生活など国内でできる支援のほか、財政的に支えることもまた「参加」だと思います。事務局としては、直接の支援活動がかなわない市民の皆さまへ今後も現地での活動をきちんと報告していくことをお約束いたします。

夏期募金については9月いっぱい募集を続けておりますので引き続きのご支援をいただければ幸いです。49年目もよろしくお願いいたします。

2020年9月1日 代表理事 坂口和隆