こんにちは!国内活動グループインターンの丸山です。

今回は、豊島区立池袋小学校で行った「池小・SDGsスタンプラリー」のイベントの様子や感想をお伝えします!

1-3年生の約130名を対象に、スタンプラリー形式でSDGsや世界の国々について楽しみながら知ってもらいました。子どもたちはパスポートを持って、世界のいろいろな国についてのカードコーナー「国旗/国名」「あいさつのことば」「有名な食べ物」「SDGsな取り組み」の4つから同じ国についてのカードを集めます。その4枚セットをスタンプコーナーに持っていき、合っていればパスポートにシールをもらいます。保護者や地域の方々にもご参加いただき、子どもたちに少し難しいものにもチャレンジしてもらいました。

最初に国内活動グループチーフの高階さんがSDGsの紹介とスタンプラリーのルールなどの説明をされました。SDGsについて知っているかどうか聞いたところ、耳にしたことがある子どもたちも一部いたことには感心しました。説明の後、3人1組で協力しながらスタンプラリーを進めてもらいました。子どもたちは元気いっぱいで、カードコーナーの机がじりじりと押しさげられるほどでした。その後は再び高階さんが世界のSDGsな取り組みについて振り返りを交えて紹介され、「SDGsの達成は、今日回った国を含めて、世界のみんなで協力することが必要」と締められました。

外国につながりのある子どもたちが、自分のつながりのある国についてのカード集めを主導している場面も見受けられるなど、SDGsを知ることそのものではないものの副次的な形で外国につながりがある子どもが活躍していたのは興味深く感じたポイントの一つでした。その一方で、難易度の調整には悩まされることもありました。あまりに難しいと子どもたちが敬遠してしまうとはいえ、簡単すぎてもSDGs関係なしのただのスタンプラリーゲームになりかねません。今回はまずSDGsに触れてもらいたかったので、子どもたちに様々な国やその文化、SDGsな取り組みを知ってもらえたことは大きな一歩だと思います。

SDGsについて知っていた子どもたちに感心したと上に述べたように、今回のイベントを通じて市民教育の重要性を再認識しました。私自身が幼い時に経験した事が今でも印象に残っているように、これからの世代の子どもたちも持続可能な社会のありかたに触れることでよりよい社会を想う市民に成長していくと思います。そのプロセスにシャプラニールとしてもっと関わっていくことができれば嬉しいです。

池袋小学校の皆さんや保護者の皆さん、地域の方々、ありがとうございました!

国内活動グループ・インターン 丸山