一歩足を踏み入れると日本ではないような雰囲気を感じられるハードロックカフェ。全世界に120店舗以上、日本にも6店舗展開しています。そんな料理と音楽を楽しめるレストランからお声掛けいただき始まったネパールへの寄付プログラムについて、セールス&マーケティングマネージャーの嶋田健さんにお話を伺いました。
ボリュームあるアメリカン料理を音楽を聴きながら楽しめる「ハードロックカフェ」はフィランソロフィー活動(慈善活動)にも力を入れています。
「LOVE ALL-SERVE ALL(すべての人に敬意をもって接する)」「TAKE TIME TO BE KIND(人々に親切にすることに時間を取ろう)」「SAVE THE PLANET(地球を救う)」「ALL IS ONE(すべては一つ)」の4つのモットーのもと、世界を、そして地球をより安全に、健全に、そしてすべての人にとって住みやすい地になるよう、活動に取り組んでおります。
ハードロックカフェ東京店では、昨年4月に発生したネパール大地震の復興支援活動として、ネパールの国旗をデザインしたチャリティピンとネパールをイメージしたチャリティカクテルを販売しました(2016年4月1日~15日)。そして上記商品の売り上げの一部と募金箱への寄付全額をシャプラニールに寄付しました。
寄付先としてシャプラニールを選定したきっかけは、ネパール大地震の復興支援として募金を集めることは決定したものの、寄付先が決まっておらず、インターネット等で探していたことから始まります。その時点で地震から約一年経っていたので地震当初支援活動をしていた団体も活動を終了していたり、すでに寄付を締め切っているところも多かったのですが、シャプラニールは継続して支援活動や寄付の受付をしていることを知り、また歴史があり信頼できる団体と思い寄付先とさせていただきました。
この募金活動は、当初一か月間行う予定でしたが、4月14日に熊本地震が発生したことから、途中からその被災者に充てる募金活動に切り替えさせていただきました。それでも15日間で80,762円の寄付金を集めることができました。実は当店の店長がネパール人ということもあり、スタッフもネパール大地震に対して関心を強く持っています。またお客様の中にはキャンペーン終了後もこの募金活動を覚えていて、後日募金を持ってきてくださった方もおられました。
11月1日からの1か月間は新たにネパールへの支援活動としてチャリティカクテルを販売します。今回は地震から1年半が過ぎましたが、まだまだ復興が進んでいないこと、そして、日本国内でも情報発信が薄くなっていることに危機感を覚え、私たちが取り組むべき問題だと認識して実施することになりました。前回同様売り上げの一部をシャプラニールに寄付し、活動を支援していきます。